双黒の双子の姉は転生した。 (ページ8)

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8、「散歩してたらロリコンに会った。」ページ8

(名前2)と散歩をしていると……

「((名前1)、後ろからついてくる男って何だと思う)」

「(さァてな。ストーカーってやつじゃね)」

「(じゃあ、プラスしてあれだね。ロリコンだね)」

「ねぇ、お嬢ちゃん達……

おじさんと一緒に遊ばないかい……ﾊｧﾊｧ」

うっわー。遂に話しかけてきた。あ、鳥肌鳥肌。

この男の声無理だわｿﾞﾜｧってした。鳥肌たつくらい。

つか最後のﾊｧﾊｧって息切れとかじゃねェもんな。

『幼女幼女……あぁ、幼女……可愛い幼女

幼女だ幼女…hshsprprしたい。あぁぁぁ幼女ぉぉ』

みたいな感じだもんな。

｢｢……｣｣

無視して歩きを早くする。

まだ3歳だから限度ってもんがあるが

2人して可能な限り早歩きをした。

だが子供と大人の足の長さは当たり前だが全然違ぇ

直ぐに追いつかれた。

お腹のところに男の腕がまわって

俺達はフワリと抱えられた。

そして直ぐ近くにあった路地裏に連れて行かれた。

……あ、ほらもー。

吃驚でか気持ち悪さでか現実逃避でかわかんねぇけど

(名前2)が固まったじゃねェか。

くそ、人通りの少ない場所に来たのが悪かったか……

ﾁｯ、誰でも良いから助けてくんねェかな。

この男の腕から解放してくれりゃあ十分だから。

路地裏に来てから男が耳元でﾊｧﾊｧするから

気持ち悪ぃンだよ。さっきから鳥肌がすごい。

もうちょい年を取ってたら直ぐに終わるのに。

『誰でも良いから扶けて』なんて思わねェのに。

「そこのお兄さん、ここで何をしているんで？」