双黒の双子の姉は転生した。 (ページ5)

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5、「えぇ？折角死.ねたのに、また生きるのかい」ページ5

「おぎゃあ、おぎゃあ！」

うん。今の産声って、私の口からなんだよね？

えぇー？……弟には悪いけど、折角死.ねたのだよ？

何でこんなことになってるか説明を求めたいなぁ。

「太宰さん！女の子が生まれましたよ！」

「ふふ、私の子……生まれてきてくれて、ありがとう

貴女の名前は(名前2)。太宰 (名前2)よ」

ふむ、前と変わりない名前に性別か。

そっか。んーと、何だっけ。

こういうのナオミちゃんから聞いたことがあるような

……あぁ、転生？だったか転生トリップ？だったか

どっちでも良いか。私が分かれば良いし。

『たとえ転生をしても私は兄様が大好きのハズですわ！』

って谷崎くんに愛を叫んでいたような。

まぁ、これがナオミちゃんの言う転生トリップなら

今自分に起こっていることに納得できるけど。

それにしても、一寸疲れたなぁ。

赤子は寝るのが仕事だろう？

なら寝よう、そうしよう。

「あら、眠いのかしら？

おやすみなさい、(名前2)」

……おやすみなさい、今世の私のお母さん。

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それにしても、弟とか敦くんとか大丈夫かな

仕事に手が付かない、とかないよね。

武装探偵社だしねぇ？

さすがにそこは大丈夫だって信じてるけど。

あぁ、せめてもう一度は会いたいなぁ……

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「((名前1)が居たら良いのだけれど)」