？* 2＿nypn リク ページ49
全て忘れてしまいたくて、つい酒に手を伸ばしてしまった。机の上に缶が2つ重なったところで眩暈がし始めた。アルコールに刺激された頭が痛くなってきて、自室へと壁伝いで向かう。
歩くのさえも億劫で、これからどうしようか、なんて考えている暇はなかった。
｢……はぁ｣
体が重い。こんな風に精神が壊れるのは彼と過ごし始めてから無かったから、すごく久しぶりに気分が沈んだ気がする。
重い体を引きずってベットに倒れ込んで、いい香りのする枕に顔を埋める。
少しだけ暖かいのは、朝に彼が枕のカバーを日に当てて干してくれたからだろう。
昨晩、切れた理性に任せて散らかしたデスク周りやクローゼットの中の服も、綺麗さっぱり片付けられていた。
……俺、にゅるいさんがいなきゃ何にも出来ないんだなぁ。
PCの前に置いてあったはずの、哀れな姿になったマウスは消えていた。
自分がプレゼントした物を壊されて、意味不明な状態で理不尽に責められたのにここまでしてくれる彼が優しすぎて、わからなくて、遠く感じて。
｢ばか、だなぁ｣
俺も、にゅるいさんも。
***
あぁ、眩しい。もう朝か。
寝起きの目には明るすぎる朝日から逃げるようにカーテンを閉める。のそりと起こした体は怠くて、心も重たい。知らない内に泣いていたらしく、目は腫れていて痛い。
顔を洗おうと洗面所に向かうと、リビングの電気が付いている事に気がつく。
謝らなきゃ……顔、見たくないなぁ。
そっとリビングへと続くドアに近づいてガラス越しに中の様子を窺うと、彼は朝食の準備をしていた。
顔を伏せている彼の表情は見えず、何を考えているのかはわからない。
なるべく音を鳴らさないようにドアを開けてリビングに入る。
声をかけようと息を吸った瞬間、緑の瞳がこちらを見た。
言おうとした言葉は引っ込んで、思わず息を止めてしまう。彼は何とも言えない表情で、少し眉を寄せている。
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Tanuki - うわぁああああ(感動)ありがとうございます！！！prnyの尊さを感じました………！お忙しい中書いてくれてありがとうございます！これからも頑張ってください！！応援してます！ (2021年3月2日 0時) (
レス) id: a53287ca57 (このIDを非表示/違反報告)
ぴゅらﾟ(プロフ) - sdさん» リクエスト頂いたprny、完成しました……！！言い訳になりますが、多忙でして遅くなってしまいました…… (2021年3月1日 21時) (レス) id: 7966f1cb63 (このIDを非表示/違反報告)
めぐ@性癖の王女(プロフ) - ぴゅらﾟさん» リクエスト書いてもらってありがとうございます！pnくんもdさんも可愛い…。私も遅くなっても構いませんのでと言いましたので全然大丈夫ですよ！これからも無理せず頑張ってください！ (2021年2月25日 3時) (レス) id: 5759211c89 (このIDを非表示/違反報告)
ぴゅらﾟ(プロフ) - あはははさん» Twitter、アカウントは一応あるんですが息してないですね……何か機会があれば動かそうと思っています！ (2021年2月24日 21時) (レス) id: 7966f1cb63 (このIDを非表示/違反報告)
ぴゅらﾟ(プロフ) - めぐ@性癖の王女さん» リクエスト頂いたnypn+ctd、完成しました……！！本当に本当にお待たせしてしまい申し訳ございません…… (2021年2月24日 21時) (レス) id: 7966f1cb63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴゅらﾟ | 作成日時：2020年12月29日 14時
