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〜your said〜
授業中
退屈な先生の話なんて耳に入らない
頭に残るのは、夏目に言われた
"永瀬のこと思ってても辛いだけでしょ？"
分かってるけど
何年も思い続けてた人を
はい、そうですかと
忘れるのは難しい
突然聞こえる笑い顔
その先のグラウンドを見ると
あっ
廉くんのクラスだ
体育をやってるみたいで
サッカーをしてる
ちょっとおかしな走り方とか
やっぱり、そんなところすら愛しくて
先生の話なんて頭に入らないで
その時間は
廉くんの姿から目が離せなかった
移動教室
夏目は用事があって一人の移動
角を曲がると
人とぶつかり思わず膝をついてしまう
「うわっ、ごめんな？」
「って、Aやん、怪我してない？」
と手を出してくれたのは
人目で心を奪われてしまう笑顔を向けてくるのは
廉くんだった。
『だ、大丈夫だよ』
緊張して上手く言葉が出ない私に
「てかA、昨日体調悪い言うてたけど、大丈夫か？」
なんて、笑う廉くん
『大丈夫だよ』
ありがとうと言おうとすると
「れーんっ」
って声がして、その瞬間
廉くんの腕を掴む女の子が
私の顔を見て誰？と
言わんばかりにキョトンとする
廉くんは少し照れながら
「あ、この子な俺の彼女」
何て可愛い笑顔で言うから
私は、思ってもないのに
言いたくなんてないのに
『おめでとう』
『お似合いで、羨ましいよ』
なんて言うことしか、出来なくて。
『じぁ、移動教室だから、そろそろいくね』
なんて逃げることしか出来ない。
振り返ると
そこには神宮寺くんがいて
今、顔をみたら甘えてしまいそうで
下を向いて、横を通りすぎようとすると
その瞬間
腕を捕まれる
振り返ると
「やっぱ泣きそうじゃん」
と神宮寺は、私の腕をそっと離す
廉くんの腕に掴む華奢な女の子が
頭から離れなくて
廉くんの彼女を思ってした
照れ笑いすら可愛いと思っちゃう自分が嫌で
私のこぼれでた涙を
神宮寺は
そっと、袖でぬぐってくれた
すると、神宮寺くんは
「行くよ」
といい、私の手をぎゅっと掴む
『え、神宮寺くんいくってどこに？？』
「そんな顔じゃ授業出れないでしょ？」
と優しく微笑む
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ゆい(プロフ) - じんくん担です！やばいじんくんにキュンキュンです。更新お待ちします^ ^ (2018年7月19日 21時) (
レス) id: a62c72f2bc (このIDを非表示/違反報告)
らら - 最高です!!更新まってます^^* (2018年7月16日 23時) (レス) id: bddee91c83 (このIDを非表示/違反報告)
中島の女(プロフ) - なぎさん» そんな風に言ってもらえて嬉しいです泣、神宮寺さんの魅力を伝えるべく更新頑張りますね◎ (2018年7月1日 10時) (レス) id: 969bb27235 (このIDを非表示/違反報告)
なぎ(プロフ) - はじめまして！！私永瀬担なんですけどぐうじさん最近丁度きてて。なんかもうやばいです。しにそうです。胸が苦しくなります。笑 更新楽しみにしてますね！！！ (2018年7月1日 0時) (レス) id: ffa68ba1ea (このIDを非表示/違反報告)
中島の女(プロフ) - さくらさん» ありがとうございます◎頑張りますね！ (2018年6月29日 2時) (レス) id: 969bb27235 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ばんぬ | 作成日時：2018年6月24日 0時
