your said ページ9
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球技大会が近くなってきて
体育では球技大会の練習が始まった
男女で体育館をわけて練習をしてるため
中島くんとは別々な訳だけど
『ねぇ、あゆ』
『中島くんはどうして、あんなにかっこいいのに、バスケまで上手なの？』
「バスケが上手いのは確かに認める」
と、私は隣のコートで
試合してる中島くんに
見惚れてると
「A、絶望的に運動できないんだから、真面目にやんなさい！」
と頭をあゆに叩かれる
そーだ、わたし本当に運動できないんだよ
ちゃんと、やんないと迷惑かけちゃう
『あゆ〜、私にスパルタ指導をお願いします』
と手を合わせ頭を下げると
「次、中島に見惚れたら、でこぴんだからね」
といい、教えてくれるあゆ
女神です
体育も終わり
教室までの帰り道
あゆは、爆笑してる
「いやさ、Aが運動できないのは知ってたけど、まさかあれほどまでとは」
とクスクスしてる
私はいたって真面目に取り組んだというのに
『運動音痴で悪かったですねー』
と頬を膨らませてると
あっ
中島くんだ
私は
やっぱり
大好きな中島くんの背中を
見つめてしまっていて
くりんと跳ねる襟足とか
肩幅が短いせいか
肩から落ちるシャツとか
骨張った細い腕とか
やっぱり
好きで
大好きで
そんなことを考えていると
中島くんが
振り返り
私の名前を呼ぶ
「平沢！」
って
顔を覗き込むように
私を見つめる中島くん
破壊力満点の笑顔を向け
続けて
「今日の放課後暇？」
と聞いてくる
『えっ』
と私がポカンとしてると
「俺、この前バスケの練習しよって言ったじゃん」
忘れたの？と笑う
その笑顔が
私の心を締め付ける
たぶん、私は顔が真っ赤になってると思う
それは中島くんのせいだよ
かっこよすぎる
中島くんのせい
私は
高鳴る心臓を抑えて
『覚えるよ』
と微笑む
中島くんは
「じぁ、決まりな！」
って友達のところに戻ると
女の子の友達の多い
中島くんは
すぐに女の子に囲まれちゃって
そんな後ろ姿を
見つめることしか
できないのは
やっぱり少し辛い
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☆ - 上の説明文の【いつもどり】→いつもどおり、 ページ1【いつもどうり】→いつもどおり、 ページ2【同じなったときから】→同じになったときから、 ページ6【いつもどうり】→いつもどおり、 あとsaidって全部書いてありますが正しくはsideですよ (2019年6月15日 0時) (
レス) id: 44d28ad2ed (このIDを非表示/違反報告)
静 - 続き読みたいです。 (2018年8月7日 22時) (レス) id: df180eac1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ばんぬ | 作成日時：2018年6月14日 21時
