中島くんの襟足が好き

genki said ページ7

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昼休みに入り




俺は神宮寺と




自動販売機にいった




その帰りに




君を見かける




俺は




神宮寺にごめんといって




君のもとに向かう




神宮寺は俺がAのこと




好きなのをずっと知ってるから




笑って見送ってくれた




あとで話聞かせろよなんていって




俺はAのことを




驚かせようと思い




そーっと近づく




すると




中島が俺より先に話しかける




焼きそばパンくらい自分で買えよ




つか触るな




Aは




絶対俺に見せてくれないような




笑顔を中島に向ける




ムカつく




少したって




買い終えたAは




中島に焼きそばパンを渡す




チッ、売り切れてればよかったのに




すると




中島は




Aにペットボトルを頬にあて




お礼と言い、Aに渡す




はああああ？？




お前は少女漫画に出てくる王子様か




満更でもなく




可愛い顔して喜んでるAもムカつく




やっと中島が




友達のところを帰ったから




話しかけようとするが




ふと、聞こえてくるのは




また中島の話




どんだけ好きなんだよ




どーやら、大好きな中島くんに




もらったペットボトルを見つめて




ご機嫌の様子




ムカついた俺は




思いっきり




Aの頬をつねり




『相変わらず、Aは中島が好きだよね』




と言うと




君は




「玄樹、いひゃい」




という




呑気な顔していう




君が愛しくて




可愛くて




ムカつく




俺は更にAの頬を引っ張り




『俺も、中島とAの一部始終見ーちゃった』




と、嫌味でいうが




Aにはそんなの効かず




俺の気持ちなんて気付かないで




のろける




「わたし、今日幸せすぎて死んじゃうかも知れにゃい」




ムカつく




どーしたら俺にもそんな顔見せてくれんの




『きも、A』




と俺がいうと




ひどいとブスくれる




あ、そこは拗ねるのね




可愛いじゃん




ムカついたけど




少しだけ許してやるよ




俺は舌をべッと出して




『気持ち悪い、Aが悪い』




といい、笑った

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