your said ページ3
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授業が終わり
お昼休みになった私は
購買に並んでる間
あゆに惚気る
『ねぇあゆ、さっきね』
『中島くんが、「ねぇ平沢」って、すっごい可愛い笑顔で話しかけてくれたの』
あゆは毎日私に聞かされるせいか
今日も呆れ顔で話を聞いてくれる
「ほんと、中島のこと好きだよね、Aは」
あゆは、小学、中学と学校が同じで
いわゆる幼馴染みってやつ
だから、私が中島くんを好きなことも
ずっと知ってる
『だって、中島くんは私の王子様だもん』
「あ、ほら噂をすれば、王子様が購買に来たよ」
あゆがそういい、私は
ドキドキしながら後ろを振り向くと
友達と笑いながら
中島くんは購買に並んでた
『でも中島くん、今日も女の子に囲まれてるね』
「だーから、早くしないと取られるよ！っていつも言ってるでしょ」
と私の頭をコツンと叩く
分かってるけど
中島くんに話しかけることすら
ままならないのに
告白なんて到底無理だよ
「でも、中島って尋常じゃないくらいモテるのに、彼女作らないよね」
確かに、たぶん私が知ってる限り
付き合ってるって話
今まで一回も聞いたことない
「A、顔は可愛いんだから、告白したら案外いけるんじゃない？」
『無理ですね、中島くんに今まで彼女いるって話、私聞いたことないもん』
「私も、たしかに聞いたことないわ」
『だから、たぶん健人くんは好きな人がいるか、すっごく理想高いんだと思うの』
すると、
「ねぇ！平沢」
と声がして振り向くと
そこにいたのは中島くん
「平沢、今日は焼きそばパンの気分だったりする？」
なにかと思うとすごく真面目な顔で聞いてくる
『え、私はメロンパンな気分かな？』
なんだろうと思いながらも答えると
中島くんは
パァっと笑顔をキラキラさせて
「俺、めっちゃ焼きそばパン食べたくて、俺の代わりに買ってくれない？？」
人気だから売り切れたら、俺死んじゃうと
泣きそうに言ってくる中島くん
周りにいる友達は
お前必死すぎるだろ！って笑ってる
私も思わず、ふふっと笑っちゃって
『分かった、買っておくね』
と言うと、中島くんは
私の肩を両手で
ぎゅっと掴む
私の胸の鼓動の
高まりになんて気付かないで
無邪気な笑顔で言うの
ありがとって。
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☆ - 上の説明文の【いつもどり】→いつもどおり、 ページ1【いつもどうり】→いつもどおり、 ページ2【同じなったときから】→同じになったときから、 ページ6【いつもどうり】→いつもどおり、 あとsaidって全部書いてありますが正しくはsideですよ (2019年6月15日 0時) (
レス) id: 44d28ad2ed (このIDを非表示/違反報告)
静 - 続き読みたいです。 (2018年8月7日 22時) (レス) id: df180eac1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ばんぬ | 作成日時：2018年6月14日 21時
