捻れた世界でも炎は灯る５【ツイステ×刀剣乱舞】 (ページ43)

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第4話ページ43

エース「へー、どれも美味そうじゃん。オレも買ってこよっかな」

炎「私はお弁当があるし、あの人ごみの中をわざわざ行きたくはないわ……」

デュース「確かに、コヨミが入ったら押し潰されそうだな。でも、せっかくだから何か1つ買ってきてやるぞ。この前課題手伝ってくれたお礼に奢ってやる」

炎「そう？じゃあお言葉に甘えて、菓子パンをお願いするわ。なんでもいいからね」

デュース「わかった。グリムはどうする……あれ？」

そこでやっと気づく。グリムがいないことに。

炎「ああ、飢えた野獣を解き放ってしまったわ……」

面倒事確定……

直後、聞き覚えのある声が例の一画から聞こえてきた。

グリム「オラオラ～～！！テメェらどくんだゾ！デラックスメンチカツサンドはオレ様のものだ！」

ハーツ寮生A「てめぇ割り込みすんじゃねぇ！」

ハーツ寮生B「新入生の分際で先輩の前に割り込むとは良い度胸だな！表出ろ！」

いつぞやの食堂の騒ぎを思い出し、私は深くため息を吐く。
グリム、あなた相変わらず懲りないわね……。

デュース「あいつ、食べ物のことになると我を忘れすぎだろ！」

八重「あ～あ～」

炎「止めに行きましょう」

先にあの食欲の権化をどうにかすべく、私たちは騒ぎの中心へと向かった。