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第3話 ページ42
午前の授業が終わり、お昼休みなると私たちは大食堂に来ていた。
グリム「ゔ〜。トレインセンセーはオレ様を眠らせる魔法を使ってるとしか思えないんだゾ」
デュース「お前、授業が始まって5分で寝ただろう。全然抗えてないじゃないか」
炎「最強魔法士になる道は遠そうね……」
朝のやる気が嘘のように、トレイン先生の授業で爆睡し始めたグリムを起こすのは大変だったと思いながら、弁当袋を片手に食堂の中に入る。
エース「昼飯なに食べよっかな〜♪……って、あれ？なんか今日やたら食堂が混んでるな」
炎「そうね」
八重「何かあるのかな？」
いつもより多い食堂を見渡すと、一画が一際賑やかなのに気づく。
食堂のゴースト「今日は月に一度のスペシャルデー！麓の街から大人気のベーカリーが出張営業中だよ！早い者かちの売り切れゴメンだ！」
ハーツ寮生A「俺、チョコレートクロワッサン3つ！」
ハーツ寮生B「やった、今月は買えた！ここの卵サンドマジ美味いんだ〜」
食堂のゴースト「卵サンド売り切れました！デラックスメンチカツサンド、最後の1つでーす！」
男子高校生らしいな……炎は微笑ましそうに彼らを見る
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