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第2話 ページ41
グリム「ふなぁ〜〜〜ん！！ゴロンニャ〜〜ン！！ニャビニャビ〜〜……」
炎「うるさっ」
お嬢様は私の隣でぐっすりとお休みされている
どんな夢を見ているのか気になる、近いうち夢渡りでもしよう
瞼を開けた瞬間、寝ているはずのグリムが雄叫びを上げる。
なんだか壮大な夢だったな、と考えながらグリム専用寝台(という名の大きな籠)に近寄る。
グリム「ンゴニャ〜……どうだぁ……グリム様の力思い知ったかぁ……」
炎「ずいぶんと大きい寝言ですこと。グリム、起きなさい」
グリム「暴君リドルをこらしめてやったゾ〜……ふがっ！？」
大きないびきをした後、グリムはまん丸い両目を開けた。
グリム「あれ？オンボロ寮？なんだぁ〜夢かぁ……リドルなんかメじゃない最強魔法士になれたと思ったのに。ガッカリ」
炎「そうなるためには、修業あるのみね」
グリム「よしっ！じゃあ気を取り直して……今日も大魔法士になるために学校へいこう！なんだゾ〜」
炎「朝ごはんはいいの？」
グリム「食べるんだゾ！」
炎「はいはい」
朝から元気なグリムの頭を一撫でした後、身支度を整え朝食作りのためにキッチンに向かう。
さて、今日は朝からやる気があるグリムのために何を作ろう
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