捻れた世界でも炎は灯る５【ツイステ×刀剣乱舞】 (ページ5)

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第126話ページ5

彼が導くはずの寮生たちの目が、恐怖ではなく畏怖を抱いていたことに。

ハーツ寮生「ほ、本気でやる気だったのかよ……」

ハーツ寮生「さすがにやり過ぎだろ……」

ハーツ寮生「バ、バケモノだ………」

寮生の視線を受けても、彼は少しずつ冷静さを取り戻すも支離滅裂な言動を放つ。

リドル「は……？トレイに魔法を上書きされた……？ボクの魔法よりキミの魔法のほうが優れてるってこと？」

トレイ「そんなことあるわけないだろ。リドル、いったん落ち着いて話を聞け」

リドル「キミもボクが間違ってるって言いたいの？ずっと厳しいルールを守って頑張ってきたのに！いっぱいいっぱい我慢したのに！ボクは……ボクは……信じないぞ！！！！！」

悲鳴にも慟哭が響き渡る。
自分が信じたものを否定され、間違っていると突きつけられ、それでも認めたくなくて抗う姿

本当にガキのようにしか見えない

これがローズハートに対しての不快感の原因か……

ピリピリとした刺激が空気を伝って肌に伝わった時、学園長が叫ぶ。

学園長「いけませんローズハートくん！それ以上魔法を使えば、魔法石が『ブロット』で染まりきってしまう！」

炎「ブロット……？」

初めて聞く単語に答える者はいない。

それよりも早く、ローズハートの絶叫が空気だけでなく空間すらも震えさせた。

これが異世界の魔法士が使う力だって言うの？

リドル「ボクは……ボクこそが！！！絶対、絶対、正しいんだ―――――！！！！」

トレイ「リドル――！！」