捻れた世界でも炎は灯る５【ツイステ×刀剣乱舞】 (ページ4)

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第125話ページ4

グリムが首輪がないことに驚くも、炎はそのからくりが理解できた。

炎「トレイ先輩のユニーク魔法は、少しの間ならどんな要素を上書きできる。つまり……」

トレイ「そうだ……“リドルの魔法”を“俺の魔法”で上書きした」

ケイト「うっそ………。そんなんあり！？チートじゃん！」

確かにこの状況に有利だ。

これがおもちゃみたいな魔法？謙遜も大概にして欲しい。

とんだ秘密兵器だ

この魔法は最悪、相手の強力なユニーク魔法すら一時的に無効にしてしまう。

どれだけ爪を隠すことが好きなんだ

リドル「く……っ、首をはねろ！首をはねろったら！何でトランプしか出てこないんだよぉ！」

目の前で何度も魔法を使おうも、出てくるのはトランプばかり。

普段の聡明さも冷静さも殴り捨てたローズハートには、今の状況が上手く呑み込めていないのだ。

トレイ「リドル、もうやめろ。これ以上はお前が孤立していくだけだ！みんなの顔を見てみろ！」

トレイの指摘を受け、ローズハートは少しだけ我に返り、周囲を見渡す。

そして、ようやく気付く。