捻れた世界でも炎は灯る５【ツイステ×刀剣乱舞】 (ページ26)

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第147話ページ26

数日後、ハーツラビュル寮は『なんでもない日』のパーティが開催された。
ローズハートはオーバーブロットの影響が抜け、体調を戻したからだ。

その間、私を含む寮生たちは一緒にパーティの準備をしたり、滅茶苦茶になった庭を直したりと慌ただしかった。
寮生たちとリドル先輩の間に何かあったがわからないが、それでもこの間までのギスギスした空気はなかった。

庭は魔法は寮生数人の魔法で戻したらしい

流石異世界と言うべきか、この魔法だったら鶴丸国永が掘った庭の落とし穴が楽に埋まるだろう

寮生「我らがリーダー！赤き支配者！リドル寮長のおなーりー！」

「「「リドル寮長、バンザーイ！」」」

この前のようにラッパと太鼓の音が会場に響き渡り、口上と共にリドルとトレイが現れる。
すっかり体調がよくなったリドルが、会場を見渡し満足げに頷く。

リドル「うん。庭の薔薇は赤く、テーブルクロスは白。完璧な『なんでもない日』だね。ティーポットの中に眠りネズミは……って。いや、いなくてもいいか」

トレイ「そんなに急に変えなくたっていいさ。ジャムはネズミの鼻に塗らなくたってスコーンに塗ればいい。絶対ないとダメ、じゃなくてあったっていい、にしていけばいいだけだろ？」

リドル「うん、そうだね」

あの2人の間も、元の関係に戻っている。

２人も嬉しそうだ