捻れた世界でも炎は灯る５【ツイステ×刀剣乱舞】 (ページ25)

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第146話ページ25

ケイト「えっ、グリちゃんってそういうゲテモノ食べるタイプなわけ？」

グリム「はわぁ～……！こってりとした甘味がありながらほんのりとビターな香ばしさを感じさせるお味！このあいだのヤツとはまた違った旨味がある石なんだゾ！」

相変わらず食レポを言うグリム。
一体どこからその語彙力を手に入れたのよ……。

炎「本当にお腹壊さないの？というか、これも異世界の常識？」

エース「まあモンスターだからオレらとは胃の造りが違うんじゃね？異世界関係なくね」

デュース「それにしても拾い食いはよくないと思うが……」

グリム「ンッ！この芝生も食べてみるとなかなか爽やかでイケるお味なんだゾ」

デュース「こら！！そんなものまで食べるんじゃない！」

八重「芝生まで食べちゃうの！？」

もうここまでくれば雑食だ。
急いで芝生を食べるグリムをデュースと一緒に引き離す。

ケイト「あーあ。ったくもー……。……お前たち、ありがとな」

エース「なんか言いました？」

ケイト「んー、なんでもなーい」

ダイヤモンドは笑顔で誤魔化していたけど、感謝を言っていた。

だけどあえて彼のために、秘密にしよう。

ケイトと鎧武者さんと一緒に庭を直しながら、炎は小さく笑みを浮かべた。