ス ト ー カ ー 気 質 恋 愛 【 志 麻 】

丁度いいタイミング ページ8

Aside


志麻くんが出かけてからしばらくして志麻くんの家を出る。


少しは距離を開けないとね。バレちゃうから。


『えぇと…たしかこっち？』


実は志麻くんのスマホに ( 勝手に ) GPSをつけたのだ。


ストーカー？違うよそんなんじゃないよ。


ただただ志麻くんが心配でいつどこで何してるのかわかるための愛ゆえの行動だから。


ストーカーって言いたいならいくらでも言いたまえ！私は志麻くんさえいればいいから！


……っとそうこうしてるうちに志麻くんがいる場所の近くに来れた。


『うらさんと…96ちゃん？？』


なんであの二人？いやうらさんならわかるけどなんで96ちゃんまで？


『んー……わからんわぁ…』


「なにがわからんの？」


『うわぁ？！』


「え？！なに？！」


『いやそれこっちのセリフやねんけど！なにしとんねん！さかたん！！』


いきなり声をかけてきたのは志麻くんと同じ浦島坂田船のメンバー、あほの坂田ことさかたん。


となりの坂田としても活動してるらしいけど……まぁしょうみどっちも同じだからね。うん。


坂田「何見てんの……ってまーたまーしぃのストーカー？」


『ストーカーじゃないよ観察だよ』


坂田「いや意味わからん」


と鋭いツッコミをいれるさかたん。あら？あなたあほでしょ？あほの坂田でしょ？普通ボケじゃない？？


……って、そんなことは置いといて。


『さかたんさかたん』


坂田「ん？なんや？」


『ちょっとうちに付き合ってーや』


坂田「あれ？！ついに浮気？！」


『そういう意味ちゃうわ！私は一生志麻くん一筋やから！！』

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