pirate travel【浦島坂田船】

何やってくれてんの ページ6

志麻side


さかたんとセンラくんと一緒にお昼を食べようと思い、街を歩いていたら前から大男がぶつかってきた


どうやら商品を落としてしまったらしい


いや、俺のせいとか言われてもぶつかってきたのそっちだし


なんて思っていて、大男が拳を振り上げる


やばいと思って目を瞑ったら＿＿＿


『流水(ウォーター)！』


聞き慣れた声がした


志麻「A……！」


「てんめぇ……！女だからってふざけやがって……！！」


と、Aに向って拳を振り上げる


けど


『へぇー？女に手を出そってんだ？』


リリィが氷のシールドを作りAをガード


「ﾁｯ……今回はこれぐらいにしてやらァ！」


そう言って走り去っていく大男


なんていうか……


『だっさ』


志麻「俺と同じこと思ってたとは」


『まじか……だって、あんなでかい図体してるくせに逃げてくんだよ？』


まぁ、確かに


うらた「てか船長……お前が魔法使ったせいで余計に目立ってんぞ」


言われてみれば確かに


さっきより人だかりが増えてきた


ったく、何やってくれてんだが

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