【ヒロアカ】毎日君に愛を届けに行こう:番外編【緑谷出久】 (ページ8)

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Aside

珠蘭にデクくんを好きになったきっかけを聞かれて少し昔のことを思い出す。

そう、私がきっかけで３人の間に溝みたいなのができてそれからほとんど喋ることもなく私が中学に上がったのでした。

最初はデクくんや勝己くんがいなくて寂しかった。

それと同時にものすごくデクくんが心配になって例えば「今頃なにしてるのかな」とか「勝己くんにいじめられたりしてないかな」とか。

だから最初は本当に弟みたいな存在でしか無かったんだけど、離れてから徐々に寂しくなっていって、たまに中学校の帰りにたまたまデクくんとあって一緒に帰ったりしてて、その時ぐらい、かな…。

『……多分、それぐらいかな。離れてから気づいたというかなんというか……』

珠蘭「…なるほどね」

それからデクくんと勝己くんが中学に上がってからはまた毎日同じ学校にいれるんだって舞い上がっていて。

珠蘭「そういえばその頃からストーカーが始まってたんだった…」

『あはは……』

珠蘭「……でも、まだその頃の方がマシか……写真だけだもんね」( ※ 盗撮は立派な犯罪です )

『え？そう？』

珠蘭「だって今となってはデクくんの触れたものや使ったものをこっそり集めてるもんね」

『あ、あはは……てへぺろ☆』

珠蘭「……」

『うわ～！！そんな冷たい目で見ないで～！！』