【ヒロアカ】毎日君に愛を届けに行こう:番外編【緑谷出久】 (ページ16)

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お誕生日おめでとうページ16

Aside

今日はなんと！大好きな彼氏であるデクくんの誕生日です！

同じ家に住んでるから日付変わった瞬間に「おめでとう」って言いたいけどいつも出久くんは早い時間に寝るし、まぁ朝は私が起こすので1番に「おめでとう」って言えるからいいかなって。気持ち良さそうに寝てるところを邪魔するわけ行かないしね！！

さぁて、学校あるので今から起こして「おめでとう」って言うぞ。

そう思ってデクくんの部屋にはいる。

見慣れたオールマイトのポスターを横目に見ながら寝ているデクくんのそばにいく。

『んふふ……かわいいなあ……』

ふへへ、と笑いながら寝顔の写真を撮る。うん。かわいい。可愛いがすぎるよデクくん。

『デクくん。起きて。朝だよ』

そう言って少し揺さぶると「んぅ…」と声を漏らしながらうっすらとめを開けるデクくん。

出久「…おはよう…Aちゃん」

『うん！おはよう！それと……誕生日おめでとう、デクくん。大好きだよ』

そう言うと「今日誕生日か…」と呟きながら起きるデクくん。

出久「ありがとう。僕も……大好き、だよ」

『！えへへ～。じゃあ私は先にご飯食べとくね～！あ、今日の朝ごはんは私がデクくんのために不器用なりに頑張って作りました！』

そう言うとするりと私の絆創膏だらけ手を握るデクくん。

『で、デクくん…？！？！』

出久「……僕のために頑張ってくれるのは嬉しい、けど……無理はしないでね」

『は、はい……』

心配してくれるのは凄く嬉しい。

でも、でもねデクくん。私が苦手な料理頑張ろうって思ったのはデクくんが頑張ってるからであってデクくんの喜ぶ顔が見たいからなんだよね。

出久「でも、ありがとう」

そう言って微笑んでくれるデクくん。

私は、その笑顔を見るためならなんだってするよ。

デクくんの笑顔が私の幸せだから、なんて。恥ずかしくて言えないけどね。