【ヒロアカ】毎日君に愛を届けに行こう【緑谷出久】 (ページ29)

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ダメページ29

Aside

次の日の朝。

いつもみたいにデクくんと二人で登校する。

学校の近くまで行くと門の近くにたくさんの報道陣がいることに気付いた。

『デクくんデクくん』

出久「ん？どうしたのって……あれ」

『多分、オールマイトが教師に就任したことについて聞きたいんだと思う』

そう言うと納得したかのようにうなづくデクくん。デクくんは腕を怪我しているわけだしこのあと保健室に行かなきゃいけないのだ。

『よし。デクくん行こう』

出久「え、ちょ、Aちゃん？！」

デクくんの怪我してない方の腕を引っ張り門まで行く。すると次々と報道陣が質問を投げかけてくる。

「オールマイトの授業はどんな感じです？」

……やっぱりか、なんて思いながら無視するのもあれなので一応答えておく。

『デクくんが憧れるだけあってすごいです。まぁ、私のヒーローはデクくんただ1人だけですけどね』

そう答えるとデクくんが顔を真っ赤にしていた。報道陣はポカーンとした表情を浮かべていた。

『ほら、デクくん行こう？』

出久「あ、あぁ……う、うん……」

デクくんの手を引き、保健室まで行く。

リカバリーガールに治癒をしてもらい保健室を出て自分の教室に行こうとするがデクくんに止められる。

出久「Aちゃん…あれ多分テレビで流れると思うんだけどなんであんなこと言うのかな…」

『デクくんがすきだからって理由じゃ、ダメ？』

出久「…ｯ…ダメ、じゃないです」

『ふふ。じゃあまた休み時間にね！』

そう言って自分の教室へと向かう。

麗日「あれ？デクくん顔真っ赤だよ？」

出久「へあ？！そ、そうかな？き、きのせいだとおもうよ？！」