【ヒロアカ】毎日君に愛を届けに行こう【緑谷出久】 (ページ3)

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行ってきますページ3

Aside

引子さんの作った朝ごはんを頬張る。うん。美味しい。

引子さんの作った朝ごはんを堪能していると雄英高校の制服を纏ったデクくんがこちらへ来た。それをすかさずパシャリ。

『デクくんいいね制服似合ってるねかわいいねかっこいいね結婚しよう』

出久「あはは……ありがとう」

苦笑いを浮かべながら座る出久くん。かわいいです。

朝ごはんを食べ終わり2人して家を出ようとする、が。

引子「2人ともティッシュ持った？！」

出久「うん」

『ちゃんと持ってます』

引子「ハンカチも？！ハンカチは？！ケチーフ！」

引子さん心配しすぎだよ、と心の中で思いながら靴を履く。

出久「持ったよ！時間ないんだ急がないと…」

『引子さんごめんなさい早く行かないと…ほら、デクくん行こう？』

出久「う、うん！」

2人して玄関を開けて家をでようするがまた引子さんにデクくんが止められる。

引子「超カッコイイよ」

出久「……！行ってきます！」

心做しか嬉しそうなデクくん。かわいい。

『引子さん行ってきます！』

ようやく家を出て駅へと向かい、電車に乗る。

通勤ラッシュという事もあり人が多くてぎゅうぎゅうだ。

『デクくん大丈夫？潰されてない？手繋ぐ？私が盾になる？！』

出久「待ってAちゃん落ち着いて！大丈夫だから！！」

『わ…！』

また人が乗ってきてさらにぎゅうぎゅうになり少しよろめく、が。

出久「Aちゃん！大丈夫？」

『ひにゃ？！』

すぐに私を抱きとめ目の前にはどアップのデクくん。待ってこれ。私の心臓が持たない。というかデクくんいい匂いだし、気付かなかったけど結構筋肉ついてる。え、待って。ほんとにやばい。どうしよう。待って無理。私の語彙力がすごいことになってるけどそれはどうでもいい。

出久「Aちゃん、顔真っ赤だよ？大丈夫？」

『だ、だだだ大丈夫！』

出久「全然大丈夫そうじゃないけど？！」