【ヒロアカ】毎日君に愛を届けに行こう【緑谷出久】 (ページ12)

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笑って誤魔化すページ12

順位ついててびっくりしてます。

ありがとうございます！これからもどうかよろしくお願いします！

＿＿＿

Aside

『デクくんが好きすぎて辛い！！』

家に帰り、着替えて速攻で珠蘭に電話をする。

珠蘭『電話した瞬間に言うことがそれか。要件ないなら切るよ』

『待って！！』

珠蘭『はぁ……もうなに。惚気なら聞かないからね？』

なんだかんだで話を聞いてくれようとする珠蘭。ほんとに優しい。ほんとはついさっきのこと話したいけどこれこそぶち切りそうなのでやめとく。

『いやーついに明日だなあって！』

珠蘭『？…あぁ。そうね』

『もー！反応薄いなあ』

明日は1年のヒーロー基礎学があるのだ。

『えへへ……デクくんのヒーローコスチューム拝めるの楽しみだなあ…』

珠蘭『結局そこかよお前…』

いやそこ以外にないです。このカメラに収めなくては。

珠蘭『ちゃんとしっかり後輩の面倒もみないとだからね？』

『わ、わかってるよ…！』

するとコンコンコンとノック音が聞こえてきた。

『はーい！』

出久「Aちゃん電話してたみたいだけどごめんね？」

『あ、ううん。大丈夫だよ』

出久「そろそろご飯だから呼びに来たんだけど…」

『わかった！すぐ行くね？』

出久「うん！」

最後に笑顔を見せて部屋を出たデクくん。可愛すぎて心臓が持たない。ってそれよりも。

『…そろそろご飯だから切るね』

珠蘭『はーい』

珠蘭との電話を一通り終えてキッチンへ向かい、ご飯を食べる。

するとデクくんが今日の出来事を楽しそうに話してくる。ほんとに楽しそうだなあって。

出久「あ、そういえば今日入学式じゃなくて個性把握テストやったんだけど最下位除籍って言われてさ…」

『デクくん最下位だったけど除籍は嘘だって言われてたよね？よかったね』

出久「う、うん…あれ？この話したっけ…？」

『えへへ』

実は見てましたなんて言えないから笑って誤魔化さなきゃね。うん。