花咲け25＊ ページ26
Aside
それからしばらくして、少し肌寒くなってきた頃。
もうすっかり、辺りは秋一色。
出久くんと一緒に特訓している。まぁ、言ってもほとんど体力作りで走ったりなんだけど。
休憩するため2人でベンチに座っていた。
そんな中ふと思った。
『出久くんって無個性なんだよね…？』
あまり触れてはいけないかもしれないけど少し気になってしまうのだ。
出久「……うん。そうだよ」
『……そっか』
出久「……無個性だからさ昔からいじめられてたんだ。特に幼馴染の子にはね。「無個性で出来損ないのデクはヒーローにになんてなれない」て言われたんだ」
『そっか。でも、それでもヒーローになりたいんだよね。すごいや。私ならそんなこと言われたら立ち直れそうにないかも』
出久「僕も最初は無個性だって言われた時はしばらくは現実を受け止めきれなかったけどね。でもやっぱり、オールマイトのようなヒーローになりたい」
そうなんの迷いもなく告げた出久くん。やっぱり出久くんはすごいなあ、と改めて思った。
『出久はすごいね。無個性でも、諦めずに頑張ってるんだもん』
私がそう言うと少し照れくさそうに笑って「そ、そうかな」と頬を掻く出久くん。
『うん。すごいよ。私の抱えてたものまでぶっ壊しちゃってさ……』
今度は少しバツが悪そうな表情を浮かべる。
『ふふ。私、感謝してるんだよ？』
出久「え？」
『出久くんは出来損ないなんかじゃないよ。少なくとも私は出久くんのおかげでまた、ヒーローになろうって思えたんだもん』
出久くんは私を救ってくれたヒーローなんだよ、なんて少し恥ずかしくて言えないけども。でも、本当にそうなんだよ。
無個性でもヒーローになりたくて頑張っていてヒーローに憧れている真っ直ぐな出久くん。そんな出久くんは私にとってのヒーローで憧れなんだ。だから＿＿＿。
『ありがとう。これからも一緒に頑張ろうね』
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みちりん??*･(プロフ) - シセルさん» デクくんの夢小説ほんとに少ないですよね…わぁ！ありがとうございます！これからも頑張ります！！ (2018年6月15日 17時) (
レス) id: 23b6ef1305 (このIDを非表示/違反報告)
シセル(プロフ) - デクくんの夢小説少ないので嬉しいです！これからも頑張ってください！応援しています！ (2018年6月15日 16時) (レス) id: fe4d589905 (このIDを非表示/違反報告)
みちりん??*･(プロフ) - 夜兎姫・ルナさん» デクくん落ち本当に少ないですよね…。わわ…！ありがとうございます！デクくんの愛らしさを引き出せていてよかったです…！これからも頑張ります！ (2018年6月11日 22時) (レス) id: 23b6ef1305 (このIDを非表示/違反報告)
夜兎姫・ルナ(プロフ) - デク君オチ少ないのでとても嬉しいです！ 私も書いてはいるのですが、みちりんさんの方がデク君の愛らしさを引き出せており凄いと思います！ これからも頑張ってください！ (2018年6月11日 22時) (レス) id: db897215e8 (このIDを非表示/違反報告)
ねこまる(プロフ) - みちりん??*･さん» はい！頑張ってください！！応援してます！ (2018年5月22日 8時) (レス) id: 28c2196321 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みちりん❤*･ | 作者ホームページ：なし
作成日時：2018年5月19日 19時
