妹「６話目です！」 ページ7
gr side
tn「そう言えば、グルさんのお姉さんも旅しよるって言いよらんかった？」
gr「嗚呼。姉さんは旅をしているゾ。ただ、姉さんは美人だからな、変な男に引っかかっていないかだけ不安だ。」
姉さんは美目秀麗なのだ。オマケに成績優秀、スポーツ万能、親からも周りからも期待されていた。そんな奴らに嫌気が指して姉さんは旅をし始めたが。
tn「グルさんが言うくらいなら結構な美人なんやろうな」
何故そうなるんだろうか？
gr「トン氏たちにも会わせてやりたいが、大先生が手を出さないかだけ心配だ。」
まあ、手を出さないようにさせるが。
tn「お姉さんのこと、めっちゃ好いとるな」
gr「…そうかもしれないな。」
家での俺の立場は「後継者」で、誰も俺自身は見てくれなかった。けど、姉さんは
アオローラ『グルッペンは強い子だね』
gr『姉さんの方が強いだろ。俺より体術は得てあるし、勉強もできるし、美人だし』
アオローラ『それならグルッペンも戦闘経験はあるし、色んな知識も身に付けているし、美男だよ。それに何より、私より心が強い。』
gr『…』
アオローラ『あんな重圧に耐え切れるのは心が強い証拠だろう？グルッペンは強いよ。』
gr『姉さんの、』
アオローラ『ん？』
gr『姉さんの、弟だからね！』
アオローラ『…アハハ！確かに、そうね。』
弟という言葉に姉さんは笑いなが俺の頭を撫でてくれた。背は俺の方が高いけれど、人生経験が俺より上の姉さんの撫で方はどことなく亡くなった母さんに似ていて、とても懐かしく感じた。
gr「その二人のことは仕事が終わってから考えよう。」
tn「せやな。」
そう、トン氏は言ってまた書類に目を見遣る。俺も早急に片付けようとペンを持ち、書類にサインしていく。
…姉さん、貴女はどこで何をしていますか？元気ですか？いつかは俺の仲間にも会ってくれますか？俺の、信頼出来る最初で最後の仲間を、貴女は認めてくれますか？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 318人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
シーク(プロフ) - ゆっきさん» そんなに褒めていただきありがとうございます(´▽｀*) (2019年10月28日 18時) (
レス) id: 7422841c8a (このIDを非表示/違反報告)
ゆっき - 来ました。来ちゃいました。うん、マジ語彙力すごい。何それ、何したの！？何をどうしたらそう出来るの！？？あ〜完璧なんじゃ〜完璧すぎるんじゃぁ〜(ボキャ貧民) (2019年10月28日 17時) (レス) id: 058adc6f00 (このIDを非表示/違反報告)
シーク(プロフ) - ココナッツさん» え、待ってココナッツさん？あなた様も私の作品を読んで下さっていたんですか？え、好きですありがとうございます！！！ (2019年10月7日 20時) (レス) id: 7422841c8a (このIDを非表示/違反報告)
ココナッツ(プロフ) - わー！凄いですね！この作品好きです！お気に入り登録しますね〜更新はゆっくりで大丈夫です！楽しみにしてます！ (2019年10月7日 19時) (レス) id: e6bdefb5cc (このIDを非表示/違反報告)
シーク(プロフ) - はったりさん» ありがとうございます(^-^) (2019年8月26日 7時) (レス) id: 7422841c8a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：シーク | 作成日時：2019年5月29日 21時
