番外編＿浦島坂田船と雪 ページ21
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｢おおー！｣
しゃっ、とカーテンを開けると広がる一面の銀世界。
しかも、積もってるだけでなく今も降り注いでいる真っ只中。
｢外行こーぜー！｣
そう言うや否や、志麻くんが早速コートを出し、マフラーや手袋を準備した。
｢ほら、早く着て！行くぞ！｣
テンションの高い志麻くんに釣られ、うらたさんと坂田も｢おー！｣と言いながら着いていく。
それを見た俺とセンラは顔を見合わせやれやれ、と溜め息を吐いた。
｢うわー！｣
｢つめてー！｣
少し遅れて外に出ると、既に3人は雪だるまを作って遊んでいた。そんなに積もっていないから、かなり小さめの可愛いやつ。
そんなことを考えていると、坂田の独特な笑い声が聞こえ、はっとして3人の姿を探す。
なんと、見つけた内の1人、志麻くんが雪を食べようと顔を上に向けて大きく口を開けているではないか。
あーあ、雪って汚いのになあ、なんて思いながら眺めていると、隣……少し上の方から声が聞こえた。
｢雪ってホコリくっついてて汚いんやでー｣
それが聞こえたのか、志麻くんは凍ったかのように固まり、静かに口を閉じ、こちらを向いた。
｢そうなん？！えー、雪食べるんって子供のロマンやろ！｣
｢お前もう大人だろ｣
うらたさんから冷静なツッコミを喰らい、少し落ち込む志麻くんに、それまでずっと笑って見ていた坂田が大きく手を挙げて言った。
｢はいっ！俺かまくら作りたい！｣
｢……そんな雪ある？｣
｢んー……無いな、無理か｣
こっちこそ落ち込むだろうか、と少し間を開けて言った返事は意外と呆気なく、潔いやつだなあ、としみじみ感じた。……のはどうでもよくて。
｢俺雪合戦したい！｣
これこそ男のロマンだろ！
玉を作り、それを敵に当てる。こんなシンプルで楽しいゲーム、他にあろうか。
他の人の意見はどうか、と目をキラキラさせながら4人の顔を見回す。
｢やろうぜ！楽しそうやし！｣
｢やる！！｣
｢2人共やんの？……まあ、だったらいいよ｣
｢どっちでもええけど｣
断らないやつだと分かってたよ、と心の中でだる絡みする上司のように肩をぽんぽん、と叩く。
｢じゃあ……スタート！｣
俺のその一言で、俺を含める5人は、わっと広がる。
＿＿ゲームの始まりだ！
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無性に書きたくなったんです…ああ…文字数…
最近ネタ思い付きすぎてやばい…()
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ちび。 - うめまる。さん» 此方も読んでいてすごく楽しかったです！勿論他のもめちゃめちゃ面白いですよ！！(( 忙しいんですか…、頑張ってください！(？)お絵描き楽しいですよね、すっっっごい分かります(；；)こちらこそありがとうございました〜〜！！！！！ (2019年2月25日 21時) (
レス) id: 973075114a (このIDを非表示/違反報告)
うめまる。(プロフ) - ちび。さん» おー待たせしましたああ！！最近忙しくて！！ごめんなさい！！書くのめっちゃ楽しかったですwありがとうございました！ (2019年2月25日 20時) (レス) id: ac0768db2c (このIDを非表示/違反報告)
ちび。 - うめまる。さん» わ、わ、本当ですか！！！全然待ちます！有難う御座います…。！！ (2019年2月21日 21時) (レス) id: 973075114a (このIDを非表示/違反報告)
うめまる。(プロフ) - ちび。さん» ぷすくん！丁度絡み入れたいなって思ってた方です…！！ありがとうございます、もうちょっと待ってて下さい！ (2019年2月21日 13時) (レス) id: ac0768db2c (このIDを非表示/違反報告)
ちび。 - こんにちは|´`) リクエストでぷすくんとの絡み欲しいです……ｯｯ…！よければよろしくお願いします(''*) (2019年2月20日 22時) (レス) id: 973075114a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うめまる。 | 作成日時：2019年1月22日 17時
