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あれ、メッセージ来とる。えっと…あ、流星からやん


《まさかあの時の人がしげと従兄弟なんて思わんかったわー》


ふふ、確かに俺も最初はびっくりしたわ


《俺もびっくりしたで》


「淳太ー?オカンが飯出来たから来いって!」
「ほーい」


一旦スマホの電源を落としてしげの元へ


「じゅんちゃんいつも大毅が迷惑かけてごめんな?」
「オカン毎回それ言うんやめてや!!」
「やってそやろ?どんだけじゅんちゃんにお世話になってる思てんの!」


それはそうやけどとムスッと頬を膨らますしげ


あ、せや


未だにおばさんと言い合いを繰り返すしげの写真をパシャり携帯に収めて望くん(…なんか望って言い難いから内心俺はこう呼んどる)に送ってみると、すぐに既読がつく


《しげめっちゃ可愛い》
《ホンマずるい、今から行きたいわ…》


《しげの事めっちゃ好きやねんねー》


《おん!大好き!!一目惚れやってん!》


一目惚れやってんや?そういやしげからも馴れ初めは聞いてへんな…。告白された側なんは知っとるけど


《またええの撮れたら送ったろか?》


《え!?ええの!?欲しい欲しい!!》


「……ええわけないやろ」
「げ、見とったん!?」


いつの間にか俺のスマホを覗いとったしげは少し低い声でそう言う


「…ホンッマ余計なもん送んなて!!」


ほら飯食うで!と無理矢理席に座らされる


ちなみにしげのおばさんも息子の恋人について把握していて、めっちゃイケメンさんやんな?大毅には勿体ないわぁて言うてた


というのはさておき、やっとご飯を食べ始めてん

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作者名:Taruto.* | 作成日時:2019年3月7日 8時

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