ひとめぼれ (青 × 黄) (ページ50)

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青 side

「錦戸くんとですか！？え、ええんですか！？」
「ええも何もくじやん？え？嫌なん？」
「ちゃいますて！！！」

あそこでテンション爆アゲになってるのは錦戸くんと同室になった神ちゃん

そして俺はしげから何故か交換してと言われて交換した2番の札を持っとった。でも何でやろと思っとったそん時

「流星何番やった？」
「あ、淳太！えっと2番やったー」
「なら俺と同じやな！」
「ホンマに！？」

ふとしげを見るとこちらにウィンクを寄越してきた。知ってて交換してくれたん！？神か…

そんなしげは安田くんと同室らしくわちゃわちゃと何かしら話しとった

結局部屋割りは濵ちゃん横山くん、俺と淳太、しげ安田くん、神ちゃん錦戸くん、村上くん丸山くん、望大倉くん、そして照史すばるくんとなった

「よっこらせっと」

早速部屋に入るとそこには2つのシングルベッドがあった。…いや流石にキングベッドではないと思ってたで、分かっとる、うん

そして荷物を置き小休止

「はぁ、疲れたー」
「流星今日めっちゃはしゃいでたもんなぁ」
「おん！」

楽しかったからな！！

「とかいう淳太は全然泳いでなくない？」
「少しは泳いだで？すこーし」
「横山くんや大倉くんと一緒やったって錦戸くん言うてたしー」
「あー、ただひたすらに歩いとってん」

そう言うとふわり微笑む

「そうなん？」
「うん」
「そっかぁ」
「ふふ、何やねんな」

……目の奥が曇っとる気がする。何で？何か思い出してもうたんかな？

そっと淳太を抱きしめる

「…何かあるんならちゃんと相談してな」

そう耳元で囁いて俺は抱きしめた手を離す

「うわ、顔赤っ！」
「だ、れのせいやと…！！！」

淳太の顔は真っ赤っかでそんな所にもっと惚れとる自分がおった