鬼ヤバ！ブラックチャンネルに女性が入り込んでいたらどうなるのか？【ブラックチャンネル】

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この悪魔ぁ＿＿っ！

この一言でまさかと思っていた仮定がそのまさかだと気付かされた。

「ブラックが、やったの……？」
「オレちゃんを呼びました？」
「ひぇっ！？」

バッと後ろに勢いよく振り返る。
そこには相変わらずにやにやと笑みを浮かべるブラックの姿……背中には羽の様なものが生えており、どうやら上司の家からここまで飛んで戻ってきたのだろうということが容易に想像できた。

「いや〜徹夜で編集したからクタクタです。どうです？良い出来でしょう？まぁ、これからまた追加で編集する作業をしなくてはいけませんがね！カカカ！」
「い、一体どういう……それに、あの音声、消した筈じゃ……？」
「契約書には【証拠映像や録音は貴方に許可を得た物のみの使用とさせていただきます】とありますよね？例え貴方が消したものだろうと、オレちゃんは使っていいか、ちゃーんと許可は取りましたし？」

確かにそうだ。
自分は彼にあの音声を聞かれたくなかったが為に、彼に内緒でこっそり音声を消した。
ただ彼に『コレは使わないで』と一言言えばそれで済んだ話だったというのに。

「それと、あの上司の用意した動画ですが……勿論、オレちゃんが作った物です！オレちゃんは元々、Aさんじゃなくて彼と動画を作ろうと話をしていましたからね！」
「上司、と……？」

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