赤い薔薇を君に。 (ページ4)

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3話泉side ページ4

今日は珍しく部活がない。

ア｢泉〜！帰ろうぜ〜！｣

泉｢はい。｣

部活がない日は、いつも部屋で勉強しています。

でも今日は...。

〜♪〜♪〜

ピアノ...？

この音は、音楽室のピアノ...

泉｢アキラ。すみません。今日は先に帰っててもらってもいいですか。｣

ピアノを弾いているのは、誰なんだろうか。

〜♪〜♪〜

そこには、俺の隣の神野さんがいた。

それに、綺麗な歌声。丁寧にピアノを引きながら。

【｢最初から君を好きにならなきゃよかった｣】

この曲は、"Fire Flower"

この曲は、気に入っていて、たまに聞いているんですが、まさか、神野さんも。

歌声に惹かれたのか、勝手に体が動いていました。

泉｢...あの｣

彼女は、びっくりしたのか、こちらをじっと見ています。

そんなに見つめなくても...。

貴｢泉...さん...？｣

泉｢さんはいりません。それよりピアノを弾いていましたね。｣

俺は、歌声に聞き惚れていました。

あなたの伴奏を弾いてみたい。

そう思ったのか、勝手に体が動き、FireFlowerを弾いていました。

しばらく伴奏だけだったが、神野さんも合わせてくれて

【Like a Fire Flower】

とても綺麗で、弾いている俺も落ち着く歌声。

彼女に歌って欲しい。俺たちの曲を。

とても感情が入っていて、綺麗な歌声。

泉｢とても綺麗な歌声です。良ければなんですが...。

ダンス部の曲、歌いませんか。｣

俺がそーゆーと彼女はとてもあたふたして様子で、

貴｢いやいやいや！！私なんか下手です！他の人に頼んだ方が！！｣

彼女は、顔の前で手を、パタパタさせていました。

自分の歌に自信がないのか、ずっとこの状態。

泉｢大丈夫ですよ。すぐに、返事は出さなくて大丈夫ですから。｣

貴｢は、はい...。｣

彼女に、歌って欲しい。

先生もきっと許してくれるだろう。

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え、まって、ごちゃごちゃしてない？w
奏くん似てるかな💧大丈夫かな💧