空気 ページ7
ころんside
あれから何分経ったんだろう
流石に外の空気吸いすぎた、寒い
ころん｢.....はぁ。｣
A｢溜息ついてると幸せ逃げるんだー。｣
ぼーっとしているAが急に現れてきてビクッと体が震えた。
ころん｢…こんばんは｣
鼻水をずびっと吸いながら言うとAは僕に毛布をかけながら話した。
A｢こんばんは。
..ごめんね。ころんの気持ち、気づいてあげられなかった。今度からは気おつける。だからもう怒んないで…？｣
ころん｢……やだ｣
A｢おいそこは許せよ｣
ころん｢Aからの愛が伝わってこない｣
Aから謝られたのにも関わらず、思わず口走って思ってもないことを言ってしまった
さすがに今回ばかりは怒られるかななんて思いながらチラッと横を見るとAは笑っていた
A｢私、素直じゃないの。
だから今もほんとは後ろから抱きついて大好きーっなんて言って仲直りしたかったんだけどね。生憎そんな勇気持ち合わせてなくて、いつもころんの前だと可愛くない態度とっちゃって｣
ベランダの柵に頬杖しながらそういうAは少し悲しそうで、何も返せなかった。
ころん｢....｣
A｢でもね、そんな自分が結構好きでさ｣
ころん｢なるしすとなんだね(小声)｣
A｢おい聞こえてんぞ黙れ
…まあ要するに、ころんの前だと私って恋してるんだなぁ〜って実感させられるんだよね。
普段はこんなこと恥ずかしくて言えませんけど｣
ニコっと笑うAを見て涙が出そうになった
僕、ちゃんと愛されてるじゃん
なに誤解して逆ギレしてAに悲しい顔させちゃってるんだよ。
僕はAにかけてもらった毛布を葵の背中にかけ、正面からぎゅっと抱きしめた。
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きずな - 作品拝見しました。そして面白い作品でした。そして、リクエスト、感動的な作品お願いします (2020年10月5日 16時) (
レス) id: 56f6207354 (このIDを非表示/違反報告)
日花 - とっても面白かったです！また面白い作品を、待ってます！！ (2020年8月24日 17時) (レス) id: 301c3cc08f (このIDを非表示/違反報告)
めぐみ - ころんくん、安定のイケメンね~ (2020年3月16日 13時) (レス) id: 6022793049 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - お気に入りに登録444ってちょっと、、って思ったのでしときました！ふつうにすきです (2020年1月9日 7時) (レス) id: c1af4247c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆずぽん | 作成日時：2020年1月4日 15時
