な に わ の 紅 一 点 2

Valentine ページ37

あぁ、この季節が来てしまった………









ちょっと前までは「WESTに渡す！」て渡せないのにチョコ作ってお兄ちゃん困らせてたんだけど









それが実現できちゃうんだなこれが、









だってメンバーやもん ←









私「嘘やん…」









チョコ作る日いつにしよーって思ってスケジュール表を見ても





私が1日オフの日は他のメンバー必ず1人は1日オフやねん。笑









あ、せや









ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ









？「はい、こちら山田さん家の涼介くんですぅ」





私「涼介ぇぇぇ！！」





山「どうしたの？」





私「あの、13日にキッチンを借りてもよろしいですか」





山「13日？







あ、大丈夫！おいでおいで！

俺 丁度その日暇だからさ 笑」









交渉成功！









私「ありがとう！

じゃあ13日、お邪魔します！」




山「楽しみにしてる！」









さぁ、今年は山田さんのお家にお邪魔して









…………なに作ったらいいんだろ ←









チョコ？


いや、照史くんチョコ嫌いや。









あっ、クッキーとかええかな？









…………決まり！クッキー！！









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2月13日









ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ









私「やーまーだくーん


あーそーぼ！」←









ｶﾞﾁｬ









山「遊ばねぇよ 笑





A、バレンタインの作るんだろ？

キッチン片付けといたから」









あらら？








さすが女子力高い 山田くん 。









私がバレンタインのお菓子作ることがわかったのね？









私「お、珍しく頭良いね」←





山「珍しくってなんだよ！笑






俺、そこで仕事してるからなんかあったら呼んで？」





私「了解でーす！」









．









.









私「あ、せや……」









.









.









私「りょーすけ！！！」




山「わっ！！なに！？」









パソコンで仕事してた涼介の耳元で叫ぶ。









私「キッチンありがとう！助かりました！






だからお詫びって言ったらあれだけど……」









涼介に小さい袋を渡す。









山「え、くれんの！？」

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