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車はAが指定する住所に向かった

MK「帰ったらちゃんとご家族に謝ることわかった？」

A「…はーい」

拗ねたようにほっぺたを膨らます様子は少し前のドンヒョクを見てるみたいで、妹がいたらこんな感じなのかなって

ﾏﾈ「Aちゃん教えてもらった住所に着いたんだけど…」

A「ありがとうございます！」

MK「ここ、、病院じゃん……え、なんで」

A「オッパ鈍感気づいてると思ってた笑」

ﾏﾈ「…寒いし入口までこのまま行くよ」

A「大丈夫です

たぶん、まだ看護師さんと先生たちが探してると思うし、一緒に行ったら迷惑かけちゃうので…笑」

ﾏﾈ「そっか… お大事にね」

A「ありがとうございます」

MK「え、なにどういうこと」

A「アッパはすぐわかったのにアドゥルは鈍感だね」

いたずらっ子みたいに笑うこの子はなにかの病気なのか？
こんなにも元気そうなのに

僕が唖然としているうちにありがとうございましたって頭を下げて車から降りて歩き出そうとするAを慌ててひきとめた

MK「ペディンだけで出歩かないで
これも靴と一緒に返してくれればいいから」

マフラーをAに巻いた耳まで隠れるように

MK「しばらくはあの教会には行けないと思う」

A「……」

MK「でも、、絶対に行く

日曜の夜、待ってるから

もし僕が来れなくても、僕と会えるまで来て

また会おう、な？？」

A「うん、、うん…」

目に涙をためてそう頷いたAの髪に降る雪をはらって、
またこの子と会えますようにと願った

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MK「ねえマネヒョン」

ﾏﾈ「どうした」

MK「A、何かの病気かな」

ﾏﾈ「多分な…」

MK「全然気づかなかった」

ﾏﾈ「お前… 」

MK「なに？」

ﾏﾈ「あの子に惚れたか？」

MK「アニ！そんなんじゃない！」

ﾏﾈ「いきなりこの子を送ってほしいって車に連れてきた時は驚いたよ」

MK「ミアン…」

ﾏﾈ「おもしろくて可愛らしい子だったな確かに

お前たちは年頃だから、恋愛感情を持つことは何ら不思議じゃないけど、アイドルだぞ…」

MK「わかってる…」

ﾏﾈ「帰ったらすぐ寝ろよ」

恋愛感情、じゃないと思う

ソルチキヤッカン、、不思議な子だなって

あの子が夢を持ってそれを叶えた時の表情を隣で見てみたいって思っただけ…

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