希-2 (ページ12)

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JS「ヒョン、ケンチャナ？」

空港に少し遅れてやってきたヒョン

MK「ん？あぁ心配するな」

心配するチソンの頭をぐしゃぐしゃと撫でたマクヒョンの目は真っ赤だった

RJ「なあ、お前なんか知ってる？」

HC「ちゃんとは知らないけど…

A、悪化してるみたい

辛そうだって…」

RJ「なんで、なんであいつが…」

みんな思ってた

なんでAがつらい目にあわなきゃいけないんだって

病気を乗り越えた子がなんでまた…

誰よりも活動が多いヒョンを支えてきたのはAで、再発してからのAを支えてきたのはヒョンだった

メンバーもマネヒョンたちも、2人がずっと一緒にいられるように願ってる

出会って8年

高校生の頃から知ってるAは僕たちにとって家族同然で、
あの明るさと同い年とは思えないほどの気配りができる優しさでいつも僕たちに元気をくれた

最悪の場合を想像してしまう俺とロンジュンの顔はこれからファンの子達やメディアの前に立てるような顔じゃなかった

そしたらそばにチョンロが来てこう言ったんだ

CL「Aは絶対大丈夫あいつは絶対に生きる」

それだけ言い残して、マクヒョンのところに行って自分がかけてたサングラスをマクヒョンにかけた

「そんな顔でカメラの前に立つなあいつが心配するぞ」って

思えばチョンロは、LIVEの時もAに次も見に来いよって伝えてた

チョンロには俺たちとはまた違った強さがある

その考え方に俺たちも救われてきた

Aの未来を信じて疑わないその姿勢はきっとAも嬉しかったと思う

JN「行こう」

俺たちのキャプテンが合図を出して、ジェミンはマクヒョンの背中に手を添えた

俺たちいいチームだよな

イリチルのヒョンたちも威神のみんなも2人のことを気にかけてる

NCTみんなが2人のこと応援してるんだよ

だから、どうか神様、2人をお守りください

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