希 (ページ36)

今日:26 hit、昨日:65 hit、合計:81,143 hit

36 ページ36

MKside

ソウヌナが出てった後、何か考えこんでるように見えたA

LIVEを見て良い方向に進むのか、

それともAの負担になってしまったのか、

それがわからなくて、不安で、

僕を見て欲しくて抱き締めた

MK「A……体調は大丈夫？長かったでしょ？」

A「…大丈夫だよ」

MK「そう…よかった」

いつものようにうまく言葉がでてこない

なんて声をかけよう

そう考えこんでいたら、Aが口をひらいた

A「お疲れ様マーク」

MK「うん…うん」

少しだけ前みたいな雰囲気になったような気がして嬉しくて、ぎこちない返事になってしまった

そのかわりにAを強く抱き締めた

A「ふふっ痛いよ笑」

MK「あ、、ごめん」

慌てて離れようとしたけど出来なかった

A「このままが、いい」

Aが僕の背中に手を回してくれたから

嬉しくてこの気持ちをどうすればいいかわからなくて、また腕に力をこめた

もう離れないように

でも壊さない程度に強く

A「あのねマーク」

MK「ん？」

Aの顔を見ると心做しか明るく思えた

A「ずっと、ずっとごめんね」

MK「そんなこと…」

A「素敵なステージを見せてくれて本当にありがとう」

色んな思いが込み上げてきて言葉がでなかった

A「いっぱい待たせてごめん

話を聞いて欲しいのまた会いに来て欲しいの」

嬉しかった Aが会いたいと思ってくれてることが
溢れそうになる涙を必死に堪えた

MK「行くよ今日終わったらすぐ行くから」

A「ううん打ち上げとかあるでしょ？

それは行って明日でも明後日でも、1週間後でもいい

ちゃんとマークのこと待ってるから、時間が出来たらまた来てきてくれる…？」

前みたいに僕の目を見てしっかり伝えてくれるA

涙をいっぱいためたその目に僕も限界で

触れるだけのキスは少ししょっぱかった

MK「…わかった待ってて必ず行くから」

・

作品を読んでくださっている皆様、いつもありがとうございます！

このページが抜けていました…

展開急すぎましたよね笑

すみません…