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TL「THE LINK 楽しかった？」
A「…えっ、、」
TL「去年の10月のアンコン、見てて楽しかった？」
A「…はい」
TL「覚えてるよ
公演後にAちゃんがキラキラした笑顔で感想を言ってくれたこと」
A「……」
TL「きっと、このLIVEを見終わったあとも、あの時と同じ素敵な表情が見れるんだろうなと僕は思うよ
僕は見に行けないんだ
だから僕の代わりに行ってくれないかな？
それでまたあの笑顔で僕に感想を伝えてよ」
A「ずるいです オッパ ……その言い方」
TL「ずるくてごめんね でも僕もAちゃんに見て欲しいから みんなのステージを」
きっとマークかっこいいよ？
テイリヒョンに諭されるようにAが首を縦にふった
TL「ソユン来るからそろそろ戻るね〜」
ちゃんと自分の目で見るんだよ 約束ね
そう言い残して病室を出たテイリヒョンを追いかけた
MK「ヒョン！」
TL「んー？」
MK「コマウォ チンチャコマウォ」
TL「なぁマーク」
MK「なに？」
TL「 アイドルをしてると、普通の恋愛は出来ないね
まあそれがこの仕事をしながら恋愛をする代償なんだろうけど」
ヒョンからこんな言葉を聞くのは初めてだった
そういうことも全部納得してソユンヌナと一緒にいると思っていたから
MK「…うん」
TL「みんなそうだけど、それ以上にマークとAちゃんには試練が多いなと思う 神様を恨むくらいね」
TL「だからみんな応援したくなるんだよ
素直で可愛くて微笑ましい2人を見るのが大好きだから
これからの道のりは長いかもしれない
もしかしたらLIVEをきっかけに近道が見つかるかもしれない
絶対くじけるなよ」
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この時のテイリヒョンの言葉がずっと心に残っていた
今日はやけに緊張してる
もう一度深呼吸をした
待ってくれているファンのみんなの期待を裏切らないステージをして、LIVEを成功させる
そう誓った
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作者名：はるか | 作成日時：2023年12月12日 9時
