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MK「一口だけでも食べて」
A「いらない 食べたくないの」
Aが落ち着いてから少しでも食べてもらおうと口元に運んでも、一口も食べようとしなかった
MK「昨日から食べてないだろ」
A「…食べても、戻しちゃいそうで…」
MK「気持ち悪いのか？」
A「…少しだけ」
MK「じゃあスープだけでも飲んで
いっぱい泣いたから、水分取らないと頭痛くなるだろ？」
A「…マークは？」
MK「ん？」
A「マークはご飯食べた？」
MK「まだ、だけど…」
A「マークが食べて」
MK「僕はあとで食べるよ」
A「じゃあ私も食べない」
MK「A…」
A「マーク、痩せた よね」
MK「 それは…」
Aが年末に再発して、1月にカムバと海外ツアー、ソロの準備…合間で病院に来てた
メンバーにもファンのみんなにも言われてた
ちゃんと食べてって
A「私が入院して、
仕事とお見舞いとってするようになって、
限界なんてとっくにこえてるでしょ…？
ここに来る時間を食事とか睡眠にまわして欲しい」
MK「言っただろ
Aといる方が休まるんだって」
A「心はそうかもしれないけど、もう身体は限界なんだよ…」
自分のことでいっぱいいっぱいなはずなのに僕のことばっかり気にして…
MK「…わかった 食べるよ」
A「うん」
MK「でも、僕が二口食べたらAは一口食べて
そうしてくれたらちゃんと食べる いい？」
A「…わかった」
MK「いただきます」
おかゆを二口食べて、スープをすくったスプーンをAの口を運ぶ
初めは飲み込むのにも一苦労だったみたいだけど、だんだん慣れてきたみたい
MK「おかゆ、少し食べてみる？」
A「…スープ、だけでいい かな…？？」
MK「ならいっぱいスープ飲みな はい」
A「ん、ありがと もう自分でできるよ」
そう言ってスプーンを僕から取ろうとした手を握る
MK「僕がやりたいんだ」
A「…そっか」
MK「Aや どうしたの」
また涙を流しはじめたA
A「ううん 美味しいね、、」
MK「A……」
A「おかゆ、冷めてない？」
MK「ん？ まだ少しあったかいよ
スープ冷めちゃった？
温め直してもらおうか」
A「ううん大丈夫だよ 」
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作者名：はるか | 作成日時：2023年12月12日 9時
