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徐々にAの目に生気が戻りだして、涙でいっぱいになった
A「ごめんなさいごめんなさい 私… ごめんなさい」
MK「謝らないで僕が勝手にしたことだよ？
部屋のことは気にしないで 僕がお願いしたんだ いつでも面会ができて、他の人にバレないようにって」
A「でも、私が病気じゃなかったらそんなことにも気を使う必要が無いでしょ？」
MK「違うよ 僕の仕事の都合だよ」
A「マークが頑張って活動してもらったお金なのに、私なんかに使わせちゃってごめんなさい」
MK「Aのためならなんだってするよ？」
A「私なんか、誰の役にも立ってないし！ハァ、迷惑かけてるだけなのに、そんなこと、言わないでよ！」
MK「僕はAがいるから頑張れるんだよ？Aがいなきゃ意味ないんだよ？
お願いだから自分を傷つけるなんてこと絶対しないで…」
A「そんな、簡単に、言わないでよ！ハァ
もう疲れちゃった ハァ どうせ死ぬんだから、ハァ 何しようと私の勝手でしょ！」
Aの心は想像以上に深刻だった
ダメだ、興奮して呼吸が乱れてる
MK「1回話すのやめよ？」
お義母さんがやってたみたいに、Aの背中をゆっくり、ゆっくりさする
A「マーク、、ハァ、愛してるよ、、」
MK「…もう喋らなくていいから」
なんで泣いてんだよ
A「マークは、、私のこと、ハァハァ、愛してる？」
MK「愛してるよ 1番Aのことが大切だから」
A「ふふっ ハァ、じゃあね、お願い、聞いてくれる？」
なんでそんな悲しそうな顔してんだよ
MK「…なに？言ってごらん？」
A「私と、、別れて？？」
何言ってんだよ そんなこと絶対聞いてやんない
MK「…別れないよ Aが僕のこと嫌いになったとしても別れないよ」
A「、、、お願い つらいの」
MK「ッ、、、、もうしゃべるな」
彼女を抱きしめて、呼吸だけでも落ち着くように背中を優しくさする
その間もAは、
私なんか、しにたい、別れてよ
壊れたロボットみたいに同じ言葉を繰り返した
今にも消えそうな声なのに、耳元にとどいて、頭にこべりついて離れなかった
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作者名：はるか | 作成日時：2023年12月12日 9時
