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パク先生の話では2日後に目を覚ましたらしい
MK「A！A！」
マークの声が聞こえて、だんだん視界がはっきりしてきて、
目が真っ赤で少し頬がこけたマークが見えた
MK「よかった…よかった… 先生とお義母さんたち呼んでくるね…」
そう言って急いで病室を出ていくマークを見ながら、
よかった、また会えたってそう思ったと同時に
あー、またか 病院に逆戻りか
私の自由な時間は6年で終わりなんだって、、、
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あれから1年半
移植を待ち続けて1年半
生きてるのは奇跡だねほんと
先生は口に出さないけど、徐々に悪化してるのは自分が1番わかってる
大切な人たちと過ごせるのはあとどのくらいなんだろう
A「このブレスレットね、2年前のクリスマスプレゼントなの
倒れたあの日マークと会う予定だったんだけど、その前に倒れちゃって、意識が戻ってからつけてくれたの」
キム看護師「…よく覚えてるわ
マークくん、本当に愛おしそうにAちゃんにつけてたわね 王子様みたいに」
A「ふふっ ほんとはサプライズしてくれる予定だったんだって」
A「ほんと、なんでこんなことになったんだろ…」
マークは私に溢れんばかりの愛情をくれる
大切な思い出もくれる
私に笑顔をくれる
でも私はマークに何もあげられてない…
A「ねえキムさん、これ、取ってください」
マークにかけてる迷惑を少しでも減らしたくて、不安も大きかったけどお願いをした
キム看護師「いいの？」
A「うん 取らないと何も進めない気がして」
キム看護師「わかったわ でも、あなたが傷を見て不安定になるようならまたつけるわ それでもいい？ 」
A「うん お願いします」
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作者名：はるか | 作成日時：2023年12月12日 9時
