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2022 12月
A「オンマ！こっちとこっち、どっちのリップがいいかな？？」
ｵﾝﾏ「んー右かなー」
A「だよね！ありがとう！」
ｱｯﾊﾟ「なんだなんだえらく楽しそうじゃないか笑
今日はマークくんが来るのか？」
A「そうなの！歌謡祭終わったら来るって！」
ｱｯﾊﾟ「忙しいなー相変わらず あのCandyも歌ってるんだろ？ほんとすごい子だなー笑」
A「そうでしょ？ ほんと奇跡だよーマークと出会えたの」
ｱｯﾊﾟ「アッパは結婚は認めないぞ！」
A「まだ大学生だよ？笑 ありえないって笑」
ｱｯﾊﾟ「いや、Aの結婚は認めないぞ！」
A「なんでよーー」
ｵﾝﾏ「アッパは寂しいのよ笑 あなたがマークくんに夢中だから♡」
A「アッパー♡ アッパも大好きだよー♡」
ｱｯﾊﾟ「も、とはなんだ もとは」
A「マークも大好き♡」
ｵﾝﾏ「ふふふっ ほんとにゾッコンね」
A「うん！オンマ！私部屋で準備してくるね！」
ｵﾝﾏ「はーい」
・
ｱｯﾊﾟ「Aもすっかり大人になったな
言動はまだまだ子どもだけど」
ｵﾝﾏ「私たちからすればいつまでも子どもよ笑」
ｱｯﾊﾟ「そうだな笑」
・
マークが来るのを部屋でドキドキしながら待ってたあの時、胸に嫌な痛みを覚えた
まさか… いやそんなはずない
再発の可能性は低いって先生も言ってたもん
でも、締め付けられる感覚がどんどん強くなって、
息も苦しくなって、
オンマたちを呼ぼうと部屋を出ようとした時に倒れた
なんで今日なの？なんで今なの？
せめて、せめてマークと会ってからにしてよ
3ヶ月ぶりなんだよ？？
意識が朦朧として、アッパが私を呼ぶ声、オンマが救急車を呼ぶ声がだんだん聞こえなくなっていった
・
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作者名：はるか | 作成日時：2023年12月12日 9時
