【文スト】純粋かも知れない素敵帽子とヤツガレの恋愛奮闘記【中原中也】【芥川龍之介】【短編集】

地獄のシャワー【中原中也・芥川龍之介】 ルイにゃ様リク ページ29

文ステの十五歳最高過ぎません？
中也さんが超格好良い
そして太宰さんが銃撃ちまくってラリる場面がPVに出て来て
心臓破裂するかと思いました
好きなんすよ…死体撃ち場面()
今回のゲストは太宰さんと敦君です
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蝉が鳴く季節になり

私の通う学園

文豪学園の校庭では

四方八方から蝉がミィンミィンと鳴く声がする

私は

人が首吊りしている木に近寄り

願掛けをする


「雨が降って今日の水泳の授業が中止になりますように」

太宰「もうAちゃんも驚かなくなったかあ」

「毎日見てたらそりゃ慣れますよ」

太宰「ところで、何故水泳の授業が厭なんだい？」

「地獄のシャワーってあるじゃないですか」

太宰「嗚呼。此の学園のプールにあるシャワーは、地面に這い蹲りそうになる程勢いが強いのだよね」

「それが厭なんですよ！アレで何度保健室送りになったか…！」


グッと

苦虫を噛み潰したような顔をしていると

後ろから声をかけられる

然も迚も大きな声だ

声のした方を向くと

プールバックを手に持ち

鞄を肩に掛けた

髪を結った中也が此方へ疾走って来ていた

否

疾走って来るというより

突進だ

そんなのを今更避けられる筈もなく

私の腹に中也がクリティカルヒットした


中也「おはよッ！A！…と、青鯖の塩焼き」

太宰「やあ、焼き蛞蝓。ポニーテールなんかして如何したの？唯でさえ身長が小さくて女々しいのに、更に女々しく見えるよ？其れともそういう趣味？」

中也「髪が頸に張り付いて暑いから結ッてるだけだわ！！」

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