雨 ページ18
□
「だから自分で食べれるほっといて見てろ！！」
鯰「俺という存在に頼って下さいよバカ！！ほら、あーん！」
貴/鯰「「しつこいな…」」
「いやお前がいうな」
あれから歩けるようになったものの箸は未だなれない
日本の刀として恥ずかしい…
鯰「あの…やっぱりさっきはごめんなさい！俺もしつこかったですよね、」
「！？あ、あぁうん大丈夫だよ…え？」
鯰「よかったー！許してくれないと思ってました…
Aさん、優しいですねっ」
急に真剣な眼差しで謝られ驚いたが
鯰尾にもこんな1面があるだな…
…少し見直したかも
鯰「はい！これ、お詫びと言っては何ですが取り替えておきますね！」
ドンッ！！っと出されたのは大量の豆
私の大福は鯰尾の口へ
「〜〜〜〜ッッ！！鯰尾！！貴まっ………ん゛っ！？」
鯰「……ん、2人で分け合ったからカロリー半分！なーんて」
「っえ？え、あぁ…うん…
………はぁああああああぁああああああああッッ！！！？」
「いっ今のなん、えっくっくくくくく口移しっ…」
鯰「ちょちょちょ！うるさいですよ！！
そーです！一度やってみたかったんですよね〜乱には断られたし！」
「だからって私に！？」
鯰「だってなんかやりやすそうだったから？」
「よっしゃ、表出ろ」
偶然にも大広間に誰もないなくてよかった
立ち上がろうとするとグッ…っと肩を押され床へ組み敷かれた
鯰「逃しませんよ…もしかして、照れてる？
…耳真っ赤だよ」
「べべつに照れてなんてない！！」
全身を密着させられそう囁かれた耳はすぐ感じとれるほど
とても熱くなっている
胸板を叩くが無意味なのか、少し微笑みながら視線を注がれる
私はこんな状況になれていないのか恥ずかしいのか薄っすら涙が出てきた
鯰「正直じゃないね」
「この私が鯰尾なんかに照れるわけない！！」
勢いで放った言葉だが優しく微笑んでいた鯰尾から一瞬笑みが消えたと思った瞬間、目の前が真っ暗になった
「…っちょ、んふふ…はははっ！やめっや…やめろッ！！」
鯰「やーだね」
ちゅちゅと笑い声が鳴り響く大広間
だれもいない大広間にふたつ重なる影
鯰「…っはあ」
「もうやめてぇ…っ！私が悪かった！！もう言わないからっうわあああああ」
顔はべっちょべちょ
接吻の雨をたくさん浴びた私はもう無気力だ
鯰「Aさんってさっきから雰囲気壊す天才だよね」
「え？」
.
続く
お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
←初めての
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 136人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
前田のさぶ(プロフ) - 藍さん» 藍さんコメントありがとうございます…！最初に見てくださったのですね、！更新なかなかできずに申し訳ないです…！これから徐々に更新頑張っていこうと思っていますのでよろしくお願いしますᐡ ̳ᴗ ̫ ᴗ ̳ᐡ (11月23日 16時) (
レス) id: aeb32198b3 (このIDを非表示/違反報告)
藍 - 占ツク初コメです。最初に見たので最初に見えて良かったなと思います。頑張ってください。応援します。 (10月12日 20時) (レス) @page18 id: 87d4b6d028 (このIDを非表示/違反報告)
前田のさぶ(プロフ) - 凛音さん» わー！コメントありがとうございます~！最近更新できていなく申し訳ないです💧そう言っていただきとても嬉しいですだいぶ励みになりました！がんばります(ᐡᴗ ᴗᐡ)❤︎ (10月6日 20時) (レス) id: aeb32198b3 (このIDを非表示/違反報告)
凛音 - 本当に面白いです！続きがめっちゃ気になります！頑張ってください！ (9月25日 18時) (レス) @page17 id: 0943923905 (このIDを非表示/違反報告)
前田のさぶ(プロフ) - 雪女さん» わー！！初コメありがとうございます…！モチベになります。。がんばりますね(՞っ ̫ _՞)♡ (7月6日 1時) (レス) @page12 id: aeb32198b3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：前田中 | 作成日時：2022年7月29日 15時
