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第24話 ページ25

マネージャーが宿泊する教室に敷かれている布団の上でゴロゴロしていた

そろそろ消灯の時間だがなんとなく喉が渇いた


貴「清水さん、ちょっと出てきます」


清「うん、わかった。遅くならないようにね?」


貴「はい、わかりました」


そう言って廊下に出た

すぐ角を曲がって階段を降りたら自動販売機がある

何を飲もうか?

缶コーヒーは眠れなくなるし

炭酸飲料も気分ではない

もう無難にお茶にしようかな

お金を投入口に入れようとした時先に誰かがお金を入れていた

誰だよ、先に来たのは私だぞ

上を向くと思いもよらない人がいた


貴「松川先輩もうすぐ消灯時間ですよ?」


松「それはこっちの台詞、お前こそ何してんの?」


貴「普通に喉乾いたのでなんか飲もうかと」


松「…なぁ、明日の夜のこと知ってる?」


貴「え、明日の夜何かするんですか?」


松「聞いてない?肝試しするって」


貴「…は?」


ちょい待ち、聞いてないぞ


松「マジで聞いてなかったのか…」


貴「参加しませんよ、面倒なので」


松「ペアは自由に決めていいらしい…なぁ、俺とペア組まない?」


貴「…今の話聞いてました?普通に嫌です」


松「これを見せられても嫌だって言う?」


松川先輩はスマホのディスプレイに映し出したのはケーキバイキングのチケット

しかも駅前の店だ

テレビに取り上げられるほど人気の店のチケットどこで手に入れたんだ


松「クラスメイトが彼女と行くはずだったのに彼女と別れたため用済みになって俺に回って来たこのチケット。欲しい?」


喉から手が出るほど欲しい

なぜなら何ヶ月も前からチケットの予約をしていたが取れなかったのだ


貴「…わかりました。ペアを組みます。」


松「お前って本当に甘いものに目がないな」


貴「昔から甘いものは好きなんで」


松「その様子だと相当昔から甘い物食べてたんだ」


貴「物心ついた時から甘い物は食べてたと思います」


甘い物とバレーボールさえあれば生きていけると小学生の時の私は思っていたらしい

バレー馬鹿だった自分はどこに行ったのやら

ペットボトルのお茶を一本買って近くにあったベンチに座った


貴「松川先輩は甘い物好きですか?」


松「普通、嫌いでも好きでもない」


貴「まぁ、それぞれ好みがありますからね」


お茶を飲んでると松川先輩も隣に座った


貴「まだ寝ないんですか?」


松「少し氷鉋と話したかったから」

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設定タグ:ハイキュー , 青葉城西 , 逆ハー?   
作品ジャンル:ラブコメ
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もちな - マッキーおちですか!?マッキーかっこいいです。頑張ってください (2017年10月9日 7時) (レス) id: 4eb261d98d (このIDを非表示/違反報告)
大福 - 和みます♪(*´ω`*)これからも頑張ってください!! (2017年3月27日 11時) (レス) id: bd9ad16b8f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おふとん | 作成日時:2017年3月22日 0時

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