【HQ】甘党マネージャーはまだ恋をしらない

第２２話 ページ23

花「昼間のことを忘れたとか言わせねぇぞ」


貴「あぁ、花巻先輩の股間を蹴ったことですか？」


花「お前反省してないだろ」


貴「反省はしてます。でも後悔はしてません」


花「何お前俺のこと嫌いなの？」


貴「好きか嫌いかって言われたら好きですよ。でも、好きか大好きかって言われたら好きを選びます。」


花「じゃあ、普通ってことか」


貴「そうですね。他人以上友達未満ですかね」


花「そんなに好感度低いか」


貴「あ、でも及川先輩より好感度は高いですよ」


花「ごめん、素直に喜べない」


貴「そうですか。まぁ、先輩として尊敬はしてますよ」


花「先輩としてねぇ…」


貴「うわっ、ちょい、先輩」


腕を掴まれ空き教室に連れてかれた


貴「おい、花巻先輩。どういう趣味してんですか」


花「はい、問題。夜の空き教室に男女が二人きりさて、この二人はこの後何するでしょうか」


貴「え、なんすかその問題…怪談とか？あ、わかった猥談」


花「お前からその単語が出るとは思わなかったは」


貴「弟が友達とよくそんな話をしてるんですよ。いやぁー、最近の中学生ってすごいですねー」


花「氷鉋と弟が心配になってくるわ」


貴「それで、問題の答えはなんですか？」


花「…お前が猥談とか言うから今から言うことがショボくなった」


貴「ショボくなってもいいから言ってくださいよ」


マッキー先輩は私の肩を押して壁に押し付けて肘を壁につけた

これはあれか、壁ドンならぬ肘ドンか

てか、ドンシリーズが流行ってるの？

国見君が前にやってた壁ドンより顔近いな


花「こういうのとかするんだよ」


貴「肘ドンしてどうするんですか、カツアゲでもするんですか？」


今お金持ってないですよと言おうとした時口に暖かくて柔らかいものが当たった

あれ？マッキー先輩の顔がめちゃくちゃ近い…

待て、これキスじゃね？


貴「何するんですか」


花「流石に赤面するんだな」


貴「…花巻先輩は赤面しないんですね。」


花「まぁ、初めてじゃねぇし。何回もしてるからな」


なんか腹立つ

思いっきり花巻先輩を押して机に押し倒した


花「な、おい」


貴「お返しです。なんか、ムカついたので」


花「で？押し倒して次は何すんの？」


貴「あ、考えてませんでした。何すればいいんですか？」


花「無難にキスだろ」


後頭部に手を回して再び花巻先輩とキスをした

あれ？なんでキスしてるんだろう

まぁ、いいや。後で考えよう

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