【HQ】甘党マネージャーはまだ恋をしらない

第１３話 ページ14

岩「なっ、…」


氷鉋は俺の肩に頭を乗せて寝た


花「岩泉超羨ましい」


松「顔赤いぞ」


及「岩ちゃんこういう経験全くしたことないからね」


岩「及川後で覚えとけよ」


及「何で⁉」


それにしてもよく寝てるな

バスの中は結構騒がしい、けど氷鉋は起きる気配がない

いつもの無表情からは想像できないほど安らかな寝顔だった

触れてみたいと思って氷鉋へ伸びた手を引っ込めた


花「流石岩泉男だねぇ、俺だったら絶対手出してる」


岩「嫌われたくないんだよ」


花「嫌われる前に自分のモノにするっていうのもあるだろ？」


岩「それじゃあ氷鉋は喜ばねぇだろ」


花「お前本当にイケメンだな」


及「及川さんより⁉」


松「前から岩泉の方がイケメンだろ」


及「でも及川さんの方がモテるよ！」


花「それはルックスはお前の方が上だからだろ。性格は岩泉に全くかなわねぇけど」


及「マッキーそれは褒めてるの？ディスってんの？」


花「ディスってる」


及「マッキーひどいよ⁉ハートブレイクしちゃうよ」


岩「クソ川静かにしろ起きるだろうが」


及「はーい、すいませんでしたー」


貴「…及川さんうるさいです。」


及「起きてたの？」


貴「及川さんの方がモテるよ！って言ってる辺りから」


松「及川のせいで起きたのか」


貴「そういうことになりますね」


及「ごめんね？起こしちゃって」


貴「駅前のケーキバイキング連れてってくれるなら許します。」


花「完全に怒ってるな」


及「今月お小遣いピンチなんだ！！他のにして！」


貴「わかりました。岩泉先輩に殴られてください」


及「そんないい笑顔で言わないで！！」


貴「冗談ですよ。じゃあ、合宿中半径２m以内に入ってこないでください」


花「すげー、嫌われようだな」


及「だったら岩ちゃんに殴られてる方がまだマシだよ！」


貴「岩泉先輩、及川先輩直々に殴っていい許可でましたよ」


及「え」


岩「及川バス降りたら覚悟しとけ」


貴「及川先輩、顔死んでますよ。」

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