3 ページ4
翌日、幼稚園の中でとある事件、いや事故が起きた。
個性が暴走してとある幼児が怪我をしたのだ。
何を隠そう暴走したのは私の個性！そして怪我をしたのは私だっ！！
簡単にいうと左目が失明した。
近くにいた肉倉くんに怪我はなかったので本当に良かったと心底思う。
今は、病院のベッドの上で大人しくしてる。
両目じゃなくて良かった、だってキャラたちをこの目で拝めなくなるのは嫌だし。
それに片目だけですんで良かった。最悪、死んでいたと思う。
私の個性は、八百万さんとは少し違うけど【創造】という名前が一番あってると思う。
それも少し特殊なのだ。作れるものが限られている、なんて言ったって武器しか作れないのだ。
先日私の目を失明させたのはハンドガン。
それが暴発し、誤って自分の左目に当たった。
ハンドガンから思わず手を離すとハンドガンは消滅した。
私はハンドガンの内部構造とかよく知らない。
だけど名前と扱い方なら知ってる。
このことを踏まえて改めて個性をまとめると
個性【創造】
ハンドガンといった武器を作ることが可能。
構造を知らなくても姿形、使い方を知っていれば作り出せる。
作った本人が作った武器を手放すと、武器は自然に消滅する。
殺傷能力の高いものならいくらでも作れる。
という訳だ。
なんだ私の個性。殺戮兵器か？
私に殺戮マシーンになれってか？
アホかよ。
この個性が発動して驚いたのは私だけじゃない家族も驚いていた。
母も父も兄も驚いていたが父が「個性なんてどうでもいい、命があって何よりだ」と言ってくれて嬉しかった。
兄の利人くんも頭を軽く撫でて「辛い時は言えよ」と言ってくれた。
イケメンかよ。
母さんは私が病院から運ばれた時からずっと泣いてる。
それだけ心配してくれたんだなと思うとウルっとくる。
そして今、母は医者の先生と話すため病室から出ていった。
兄と父は荷物を持ってくると言って家に一旦帰った。
そして私は病院のベッドで横になっていると、病室のドアが開いた。
母かなと思って病室のドアの方を見ると肉倉くんとそのお母さんがいた。
軽く会釈と挨拶をすると肉倉くんのお母さんが「大丈夫？」と聞いてくれたので「はい」答えた。
ちょうどよく私の母が戻ってきたので母同士で話すそうなので病室から出た。
そして肉倉くんと私の二人だけになった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 602人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
真昼 - どうかぁぁぁーーー続きをお願いしますうううう (2022年3月26日 19時) (
レス) @page33 id: 5584a58fc0 (このIDを非表示/違反報告)
こかさいだー(プロフ) - どうか･･･どうか続きをお恵みくだせぇ･･･お願いします･･･(血眼) (2022年3月8日 23時) (レス) @page33 id: 547b12db08 (このIDを非表示/違反報告)
らんらん - つ、つつつつ続きをぉ！！続きを！！！ｳｫｴｺﾞﾌ（吐血） (2020年11月1日 14時) (レス) id: aaeb74fcb4 (このIDを非表示/違反報告)
Ecalrate - 続きを恵んでください(血涙) (2019年8月21日 21時) (レス) id: 60257d4b7d (このIDを非表示/違反報告)
ららら - めっちゃ面白かったです！続きが楽しみです！ (2019年5月18日 18時) (レス) id: b532282b88 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：おふとん | 作成日時：2018年9月20日 23時
