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夜中、喉が渇いたので目が覚めた。
パニック起こしながら話してたら諸伏景光に寝ろと言われたので寝た。そうだ、諸伏景光には言ったんだった。
信じているのだろうか、あんな話。いや、信じてくれなくても頭には残るだろう。自分の死因なんて不謹慎極まりない。
いざとなった時思い出してくれれば良いのだが。ベッドから出てリビングに行ってみるとまだ起きてた。夜中の1時ですよ、今。
起きたのか、と聞かれたが喉乾いただけと言って水を飲んだ。
「お前、目腫れてるぞ。何かあったか」
降谷零がそう聞いてきたので「失恋」と言ったら固まった。嘘です、冗談です。
「降谷ちゃん、妹ちゃんだってお年頃なんだから恋の一つや二つしてるって」
いや、してないです。何勝手に言ってんだ萩原研二。そしてそれを鵜呑みにするな兄よ。
今世で恋愛する気なかったから、全く興味が湧かなかった。全部終わったらエンジョイしよう。
「ねぇ、妹ちゃん。この中だったら誰と付き合いたい？」と萩原研二がにっこり笑って聞いてきた。正直面倒くさい。
「誰でもいい」と答えれば「俺なんてどう？顔は結構いい方だよ」と言ってきやがった。
顔？顔だけなら松田陣平。それだけ言ってから二杯目の水を飲む。
「俺は？」と諸伏景光。うん、カッコいいとは思うが松田陣平の顔の方が好き。というか、諸伏景光と目を合わせにくい。
先程のことがあり、気まずい。水飲んだら部屋戻ろう。もう寝れそうにないけど。
部屋に戻ろうとしたら「アイスあるけど食べないのか」と言われた。食べる。え、バニラ？大好きです。
ハーゲンうまうま。溶かし具合が絶妙でさらに美味。一口分けろだと？ふざけるなこれは私のだ。
隣に座る伊達さんが「こういうところは似てるな」と言ってきた。どういうところが降谷零に似ているのか教えてほしいものですな。
…一応、言っとくかな。
「伊達さん。幸せな時ほど車には気を付けてくださいね」
「ん？あぁ、わかった」
最後の一口になっちった。あ、松田陣平の抹茶だ。え、一口くれるん？マジすか、やった。じゃあ最後の一口あげます。
「…意外と甘えるの上手いな」
松田陣平が抹茶をくれた後そう言った。そんなことないと思うんだけどな。
「欲望のままに生きてるだけですよ」
ニヤリと小悪魔じみた笑みを浮かべてから諸伏景光のマカダミアンナッツを一口貰った。うまうま。
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lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (4月19日 22時) (
レス) id: 388da595fc (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 夢主と5歳差なら中二のとき兄は19歳のはずです。大学卒業後に警察学校に入校しているので、計算が合いません。訂正してください。 (2023年4月21日 22時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
彩蘭(プロフ) - すごく面白いです!話の筋がスムーズでステキだなぁといつも思ってます!作者さんのペースで、更新頑張ってください! (2021年12月14日 21時) (レス) @page17 id: 56568c64b5 (このIDを非表示/違反報告)
ああ - ただ気になってしまったのでご指摘させていただきました。夜分遅くに長文失礼しました。 (2019年9月14日 3時) (レス) id: 79920a9bfd (このIDを非表示/違反報告)
ああ - とても面白い作品で応援しているのですが、幼少の夢主ちゃんがいささか流暢すぎでは？と違和感を持ってしまいました。それにつかまり立ちの赤ちゃんはまだ喋れないと思います。これはただの個人の意見ですのでどう取るかは作者さん次第だと思っています。 (2019年9月14日 3時) (レス) id: 79920a9bfd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おふとん | 作成日時：2019年5月17日 0時
