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同じ学校の子にピアスを開けてみたらと勧められた。
前世では開けてたし開けたくないわけじゃないけど、あれだよ。降谷零とかが煩そうだから、遠慮しておきたい。
「私はいいよ」と言ったが半端強引に新品のピアッサーを押し付けられた。
さてさて、どうしたものかと思いながらジンのセーフハウスにやってきた次第であります。
せっかくだし開けてみよう。
「保冷剤借ります」と一言ジンに言ってから着々と準備を進めた。10分ぐらい耳冷やせば問題ないだろうと思いタオルで包んだ保冷剤を耳に押し当てた。
ジンに「何してんだ」と聞かれたのでピアスの穴を開けると正直に答えた。
そろそろかなと耳に当てていた保冷剤を離してピアッサーで開けようとしたが、ジンにピアッサーを取り上げられた。
おい、コラ返せよ。と腕を伸ばしたが「ガキには酷だろう。俺がやってやる」と言ってきた。
丁重にお断りさせてもらう。この人にやらせると絶対痛いという確信がある。
やめろと言いたいところだが、無理に断ると余計な事されそうなので渋々受け入れた。
「絶対痛くしないでください」と一言言ってから目をつぶって衝撃に備えた。おっし！こいや、俺はもう準備万端だ。来るなら来い！ピアッサー！
耳に触れられ、地味に痛みが走る。冷やしておいて良かったと思っていたら今度はまだ冷やしていない方の耳に触れられた。
おい待て、そっちはまだ冷やしてない。
「待って」という声は見事に無視された。先程の数倍痛い。血がポタポタと垂れているのが分かった。
ふざけんな、痛くすんなって言っただろ。若干の涙目になりながら睨んでやると「悪いな」と口角を上げながら言ってきやがった。
確信犯だ、狙ってやりやがった。人の痛がる姿見て何が楽しいんだこのサディスト。
買っておいたファーストピアスをつけたはいいけど「軟骨にでも開けてやろうか」と言ってきやがった。
お前には二度と頼まない。軟骨なんてマジで痛いじゃん。頼むとしたら降谷零や諸伏景光のどっちかだな。
あの二人なら絶対痛くしないと思う。うんうんと一人納得していたら「手出せ」と言われた。
なんだよ。今度は手に穴開けるつもりか。恐る恐る手を出すと銀のピアスを渡された。
「熱消毒しとけ」とだけ言って部屋から出て行くジンを見て思った。あいつ意外とツンデレだと。
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lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (4月19日 22時) (
レス) id: 388da595fc (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 夢主と5歳差なら中二のとき兄は19歳のはずです。大学卒業後に警察学校に入校しているので、計算が合いません。訂正してください。 (2023年4月21日 22時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
彩蘭(プロフ) - すごく面白いです!話の筋がスムーズでステキだなぁといつも思ってます!作者さんのペースで、更新頑張ってください! (2021年12月14日 21時) (レス) @page17 id: 56568c64b5 (このIDを非表示/違反報告)
ああ - ただ気になってしまったのでご指摘させていただきました。夜分遅くに長文失礼しました。 (2019年9月14日 3時) (レス) id: 79920a9bfd (このIDを非表示/違反報告)
ああ - とても面白い作品で応援しているのですが、幼少の夢主ちゃんがいささか流暢すぎでは？と違和感を持ってしまいました。それにつかまり立ちの赤ちゃんはまだ喋れないと思います。これはただの個人の意見ですのでどう取るかは作者さん次第だと思っています。 (2019年9月14日 3時) (レス) id: 79920a9bfd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おふとん | 作成日時：2019年5月17日 0時
