第８話 ページ9
先ほどのクジラの船に半強制的に乗せられた
逃げたら殺されそうなんで大人しくついてきたは良いものの周りの奴らの殺気がすごい
物凄く帰りてぇ…
「で、俺をここに連れてきてどうする気ですか？」
俺は腰に差していた刀に手をかけた
「グラララ、まぁ落ち着けやり合おうってわけじゃねぇんだ」
この人はやり合う気は無いだろうが、後ろの奴らの殺気が半端じゃない
警戒しない方がおかしいだろ
「…俺をここに連れてきた理由は？」
「息子たちが世話になったみてぇだからな、すまなかったな」
「え、あ、こちらこそすいませんでした…？」
思いもよらぬことを言ってきたからなんか普通に答えてしまった
「おめぇ、名前はなんて言うんだ？」
「白波A。あんたは？」
そう聞くと周りがざわついた
え、なに？そんな有名な人なのか、この人
「グラララ、俺は白ひげだ」
そのまんまだな
「で、白ひげさん。要件はそれだけですか？」
「そうだなぁ、A俺の息子にならねぇか？」
「…ハハッ、冗談きついですよ。俺さっきあんたの息子の人たちと乱闘してたやつですよ？そんな信用できない奴にそんなこと言っちゃダメですよ」
息子ねぇ…親というものがどういうのかはわからないがロクでもない奴だと思っている自分がいる
俺には肉親はいないが育ての親ならいる
いや、あの人べつに俺のこと育ててねぇな
只の飲んだくれとしか認識してないが
まぁ、良い人ではあったのかもしれない
もうあの人に会うことは一生ないから確認のしようがないが
「申し訳ないがその話は断らせてもらう」
「ほぉ…何故だ？」
「何故もなにも、俺はまだあんたを信用していない。だから息子にならない」
至ってシンプルな回答に沈黙が流れる
「尚更息子にするしかねぇな」
俺の回答に白ひげさんはそう答えた
その答えに俺は驚きを隠せなかった
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アラバ - 面白いです！更新お願いします！俺応援してます！頑張ってくださいね！ (2018年12月13日 20時) (
レス) id: 14539d2f3b (このIDを非表示/違反報告)
おふとん(プロフ) - vileさん» すいません！語彙力がないので、本当に申し訳ありません！直しておきます！ (2018年5月4日 10時) (レス) id: 68b1078fe8 (このIDを非表示/違反報告)
vile - ５話に、 鞘から刀を出して大砲を真っ二つにした と書いてありますが、大砲ではなく、砲弾の方がしっくりくるのでは？ (2018年4月4日 7時) (携帯から) (レス) id: 66be3b6d69 (このIDを非表示/違反報告)
光 - とても面白いです！更新頑張ってください!!!!!! (2018年3月6日 7時) (レス) id: 5550b9670b (このIDを非表示/違反報告)
夜月(プロフ) - とても面白いです、更新頑張ってください (2018年2月28日 9時) (レス) id: d9d3338933 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おふとん | 作成日時：2018年1月13日 20時
