70話 ページ21
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次の瞬間、ボールがオタカラに当たり落としてしまった。
オタカラはコロコロと転がり、転がった先には鴨志田がいた。
鴨｢これだけは誰にも渡さん！
これは、俺様が城主である証明、この世界のコアだからな！｣
竜｢よう変態、待ち伏せか？｣
鴨｢探す手間を省いてやっただけだ。俺様が直々に、ここで始末してやる。｣
好都合すぎたんだ、今までが。
オタカラの近くに配置してるかと思っていた警備はいなくて、罠もあるかと思って覚悟していたのに何も起きなかった。
このまま、オタカラを盗めるって理想のルートに進んでいった。
だけど、やっぱりこうなった。覚悟はしてたけれど、いざとなるとやっぱり怖くなってきた。
冷や汗や、震える体を抑えながら鴨志田の話を聞く
鴨志田の話が本当なら……
体罰やセクハラを隠してくれたのは周りの人だと。
鴨志田の実績にあやかりたい大人や、勝ち組願望の強い生徒達……
その人達が進んで鴨志田を守ったという、みんなで得するために。
鴨｢わからないバカが多すぎるんだよ！
貴様ら青臭いガキどもも、飛び降りやがったあの小娘もな！｣
杏｢そうね…アンタに良いようにされてしんじゃおうとか…ほんとバカ。
それに気づいてあげられなかった私は、もっとバカ…！
けど、どんなバカでもね…生きてく事に、アンタの許しなんか要らないのよ！｣
｢パンサー…｣
パンサーはバカじゃない、むしろすごく気にかけてくれてたいい子。
悪いのは鴨志田なんだ。
鴨｢偉そうにするなよ、取り柄もない凡人が！
俺だけの才能を俺の為に使って何が悪い！？
俺様は、ほかの人間とは違うんだよ！｣
杏｢そうね…お前は人間なんかじゃない。
ゲスな欲望に取りつかれた、最低の悪魔よ！｣
パンサーがそう言った瞬間、鴨志田の様子がおかしくなった。
鴨｢くくく……そうだ！オレはお前ラの同じナンカじゃない…
この世界を支配スル悪魔さ！｣
次の瞬間、鴨志田の身体が変形した。
みるみると大きくなり、人の姿ではなくなった、言葉通りの悪魔だ。
竜｢な、なんだコイツ！？｣
鴨｢ふ、ふふふははは！！
全部、俺様の勝手だろうがぁぁぁ！！｣
蓮｢決着をつけよう！｣
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ゆらみぃ(プロフ) - 凄い面白いです、…雨宮蓮君が好きでこの小説に惹かれてしまいました、…文才凄い、…更新いつでも待ってます。応援してます、！！ (2019年12月26日 13時) (
レス) id: b5f877d694 (このIDを非表示/違反報告)
秋冬(プロフ) - とても面白かったです。僕は蓮くん推しなので落ちが蓮くんなのはめっちゃ嬉しいです！！！！！更新停止してますよ！更新できたら頑張ってください！応援してます！！！！！ (2019年11月6日 22時) (レス) id: 6f15b8d456 (このIDを非表示/違反報告)
零 - この作品、とっても面白いです！私もペルソナ5が好きなので雨宮蓮君が出てるのが嬉しいです！頑張ってください！ (2019年10月31日 22時) (レス) id: 5b786c5e6f (このIDを非表示/違反報告)
りるむ。(プロフ) - かなとさん» 本当に申し訳ありません.......確認不足でした。ありがとうございます。 (2019年9月6日 11時) (レス) id: 2dab32aea4 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい。いうだという意識はありますか？ (2019年9月6日 11時) (レス) id: 31ee49c678 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りるむ | 作成日時：2019年9月6日 10時
