【歌い手】二次元の人ですよね！？【センラ】

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センラさんがステージに
上がるとともに
湧き上がる歓声

私はキラキラ笑う彼に釘付けになる


セ｢センラなー最近ちょっと独占欲というもの
が出てきましてねーやっぱちゃんとセンラを
見といて欲しいなーなんて｣


歌う前のMCでチラッとこっちを見られて
ドキッとしてしまう


セ｢･･･せやからcrewの皆は乗り遅れず、
寄り道せずちゃんと着いてきてな！！
聞いてください、『色恋』｣


キラキラ光る黄色の海に照らされて歌う彼を
ずっと見ていると胸の奥から熱いものが
こみ上げてきてぽろりと涙が落ちる


セ｢･･･愛は愛で愛のままです
もう待たせてはくれないのね｣


悲しい別れの歌


ステージで楽しそうに歌うセンラさんを見てるといつか置いていかれる気がして
たまらなく不安になってしまう

彼と私ではあまりにも距離が遠過ぎるから


それでも、そばに居たい。隣で笑っていたい
いつの間にこんなに欲張りになったんだろう


う｢Aちゃんなんで泣いてんの！？！？
どっか痛い？それとも気分悪いとか･･･｣


後ろからやって来た渉さんに
泣いてるせいかとても心配される

だめだ、笑わないと。


主｢ちょっと感極まっちゃっただけです！
でも、センラさんには内緒ですよ？｣

う｢そ、それならいいんだけど･･･
もうそろそろラマンこっち来るんじゃない？｣


渉さん･･･うらたさんに言われて舞台を見ると
私が余計なことを考えている間に
志麻センコラボが終わって
バンド演奏に移る時間になっていたようで
2人がまたこっちに歩いて来ている

私はセンラさんに駆け寄って
タオルと水を差し出す


主｢すごくかっこry･･･ｯ！？な、夏城さん！？｣

セ｢ちょっと充電させて｣


ぎゅっと夏城さんに抱き締められる
熱が伝わってきて、夏城さんの香りに包まれて
顔が徐々に赤くなっていく

頭がぼーっとしだした時、解放される


う｢センラ、終わってからにしろ
先に着･替･え！！！｣


うらたさんに連れられていく姿を
苦笑いしながら見ていると
坂田さんに話しかけられる


坂｢Aちゃん、どうする？ここに居る？？
一応席に案内してくれるみたいやけど｣

主｢客席から応援してますね！
頑張って下さい！！｣

坂｢分かった！ありがと！！｣


坂田さんが呼んでくれたスタッフさんに
連れられてフユカさんとRIOさんが居る
関係者席に向かう

よし、思いっ切り応援しよ！！！

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