私について ページ34
ここからは全てゆきが喋っている事という
設定です分かりづらくてすいません
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私の家は貧乏だったけど
優しいお父さんとお母さんがいた
小さな喫茶店を家族で経営していて
私はそのお店も両親も大好きだった
でも私が5歳の誕生日の日、誕生日プレゼントを買って貰った帰り道で交通事故にあった
助かったのは私だけ
２人は私を守る様にして倒れていたらしい
それからお母さんは実は雪村財閥の娘で
お父さんと駆け落ちしていたみたいで
私はお母さんの弟さんの家に引き取られた
でもそこには私の味方なんていなかった
私はそこで雪村財閥の利益になる道具として育てられた
毎日、勉強と習い事を沢山させられて
学校以外家から1歩も出しては貰えなかった
ご飯もちゃんと食べさせて貰えたし
一人ぼっちだったけど
私には勿体無いくらいいい暮らしをしてた
そんな暮らしの中で私は変わっていった
目標も何も無くて高校生の時なんて
夜こっそり家を抜け出してふらふらしてた
そんな時歌詞さんと出会ったんだよね
歌詞さんに話を聞いて貰って
このままじゃだめだと思って
わざと家から遠い大学を選んだ
しかも凄いエリート校
そこしか許して貰えなかったから
猛勉強して合格して一人暮らしを始めた。
そこは雪村が用意したアパートだったから
こっそりアパートを変えて
雪村の目が届かない場所に住んで
大学を卒業して就職した
そんな頃お兄ちゃんが
雪村財閥のトップになった
多分、私の前の職場が倒産したのは
お兄ちゃんの仕業だと思う
もうあの家には戻りたくなくて
戻ったら全く知らない初対面の人と結婚
させられるって分かってたし
恥ずかしながら私、初恋もまだなんだ
そんな時96ちゃんに声をかけられてここに来た
皆優しくてあったかくて
でも話したら壊れてしまうんじゃないかって
怖くて言えなかった
楽しい時間がずっと続けばいいなって
いつの間にか欲張りになってた
ほんとは分かってたんだ
いつかはこんな日が来るって
お兄ちゃんは私を取り戻すために何だってする
だから私の周りの人は皆不幸になっちゃうの
でも皆には笑ってて欲しいから
ごめんなさい
今までありがとう
･
･
･
ばいばい
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 137人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
くるみ(プロフ) - 設定が痛い……リアリティ欲しいですね。 (2018年8月31日 16時) (
レス) id: bce47f78cd (このIDを非表示/違反報告)
箱みかん(プロフ) - レイさん» ありがとうございます！頑張りますのでよろしくお願いします！！ (2016年2月22日 20時) (レス) id: c1429b15fd (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - 面白かったです！！こらからも応援してます！更新がんばってくださち((｡´･ω･)｡´_ _))ﾍﾟｺﾘ (2016年2月22日 19時) (レス) id: c97f6297c7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：箱みかん | 作成日時：2016年1月15日 20時
